リニア中央新幹線は、2027年に東京-名古屋間を40分、2045年に東京-大阪間を67分で結ぶという。時速500kmを超えるリニアの登場で、人と経済の動きは劇的に変わる。東京が名古屋、大阪と一つになり繁栄する「大首都圏」時代に突入するのだ。国土を改造し、日本再浮上の総仕上げとなるリニア新幹線計画の全貌を伝える一冊!
- ジャンル
- :
- 社会・政治 / 社会学
- 出版社
- :
- KADOKAWA / メディアファクトリー
- 掲載誌・レーベル
- :
- メディアファクトリー新書
- 電子版発売日
- :
- 2013年09月20日
- コンテンツ形式
- :
- EPUB
- 対応端末
- :
-
- Lideo
- Win PC
- iOS
- Android
- ブラウザ
ユーザーレビュー
Posted by ブクログ 2013年08月27日
掲載されているデータに感動する一冊。文句なしに上期のトップ。
著者は東京と都市計画審議会を歴任する都市政策専門家。
金丸信をフィクサーとして構想された首都機能移転は、リニアの実現を経て東京・名古屋・大阪が高密度に連携する東海道スーパーメガロポリス(著者のつけた仮名)に結実していくとされる。
実際...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月16日
リニアの歴史、リニア中央新幹線の進捗、リニアが開業したときの効果について、分かりやすく書いてある。最後の開業後シナリオは、ワクワクします。
Posted by ブクログ 2014年02月05日
この本を読むまではリニアモーターカーなど遠い先の話と思って考えていたが、東京ー名古屋間に限って言うと2027年である。東京オリンピックから7年後の話と言われると割と最近のような気がする。リニアは山梨や長野といった内陸部を通り、東海道新幹線のバイパスの意味が強く運賃も新幹線より700円しか違わないのに...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月18日
2027年にはリニア新幹線が開業し、東京〜名古屋間40分で行けるようになるという。
リニアの歴史から、その経済性、利便性などなど。へぇーなお話がたくさんありました。
なお、タイトルの日本改造の本当の理由とは・・・東京圏がますます巨大化するからという、地方在住者としては取り残された感もあって、ちょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月05日
経済的メリットを過剰に強調して、巨大な環境破壊や採算の取れない可能性には目をつぶり、リニア新幹線によるバラ色の未来へと我々をいざなう本書は、さしずめ、ハーメルンの笛吹き男か、はたまた単なる提灯持ちか。
そもそも、(筆者が言っている訳ではないが)東海道新幹線の橋やトンネル補修のためにバイパスとしての...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月24日
2013年9月に発表された、リニア新幹線の停車駅。
これまでリニアについての情報を積極的に集めていなかったので、「いつの間に・・」という印象を受けました。
この本は、前著『山手線に新駅ができる本当の理由』で、僕を”都市政策”という分野にいざなってくれた、第一人者による新作です。
まず、リニアモーター...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月03日
いつもお世話になっている新幹線が「元祖!夢の超特急」ですが、私の年代にとっては子供の頃から時速500kmといわれるリニアモーターカーがそれに相当します。宮崎での実験から、山梨で実験を続けているのは知っていましたが、議論されていたルートも最新ルートに決定され、事業化計画が決まったようです。
品川ー名...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月01日
アセスは環境影響評価方法書→準備書→評価書→報告書の4種類ある。
最近の法改正で、配慮書が付け加えられた。
2013年7月現在、方法書が開示され、準備書に移る途中。
線形は最大40‰、R8000
東海道新幹線は最大15‰、R2500
車両基地は相模原と中津川。中津川が総合車両所
乗り換えは3分...続きを読む