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Posted by ブクログ 2014年08月26日
【本の内容】
将来を嘱望されながら、ある事件をきっかけに落ちぶれてしまったピアニスト響子。
酒に溺れながら孤独に生きる彼女のもとに、かつて恋人だった透子が戻ってきた。
ある日突然、赤ん坊を抱いて。
しかし、女同士のカップルと赤ん坊の不思議な関係は、突然の透子の死によって壊れてしまう。
希望を...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月12日
何度読んでも全編泣き通しで読んでしまう。笑
透子もガリもテルちゃんも梅ばあも、それぞれがどんな考えで生きているかがよくわかる。
梅ばあがいたから、ガリは透子を愛せる。んだ、と思うと
「梅ばあ」かっけー!!!みたいな。
梅ばあ登場シーンは全部泣くわ。笑
どのシーンもなくてはならない。
かといって...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月16日
恋愛小説は苦手だし、ピアニストとジャーナリストとの女性同士の恋愛なんて、どこからとっかかったらよいのやら…。
恋愛パートが苦手なのは、世界はふたりだけのものだから。
あー、はいはい。ようござんしたね。
とか思って、そそそ…と気持ちが後ずさる。
2歳になる桐人を残して透子が死んでから、子ども嫌いな...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月20日
この本はレズが題材だと聞いてちょっと身構えて読んだのですが、そんなことは杞憂でした。恋愛小説でもあり家族の小説でもありました。とても悲しい話なのに、胸が熱くなってあたたかくなりました。梅ばあがコンサート見にくるところでは、思わず涙ぐみました。梅ばあの惜しみない愛が重くてけれどとても幸福なことで、かっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月14日
初のレズビアン小説に挑戦しました。というか、知らずに読んでしまいました(裏表紙見ろよ)。主人公響子がピアニストの自分を取り戻していく話として読んでも良し、熱く切ない恋愛小説として読んでも良し。関係性は変遷しても固く繋がり合える人がいたり、響子のピアノをずっと覚えてくれる人がいたり、新しい家族として加...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月10日
最愛の人と出会い、愛を育み、失い、そして逝ってしまった彼女には、幼い一人息子がいる。その子を巡る周囲との確執。そして、ある青年との新たな出会い・・・──。
愛した人の子供を引き取って育てたいという思いと、周囲の無理解や法律との間で苦悩する主人公。そんな中でぶち当たる、感情だけではどうしようも出来な...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月28日
自暴自棄から立ち直っての復活コンサートという流れは感動的だが、直後の大喧嘩に唖然。「余韻ってものがあなたにはわからないの?」ほんとそれ。
他にもそういう流れが多いのは、読者の気持ちを掻き回すにはもってこいのやり口なんだろうけど、私には合わない。性描写の多さや登場人物の放蕩ぶりもちょっと引く。
そう...続きを読む
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