終戦後まもない昭和二十年十月、東京。坊や哲(哲也)の物語はここから始まる――。職にあぶれ街をさまよう哲は、麻雀の主のような男出目徳に出会い、徐々に技(イカサマ)を駆使した高レートの麻雀に惹かれていく。出目徳の下でイカサマ技術を覚えた哲は、長年のライバルドサ健のみならず出目徳すらも凌駕しようと、上野下車坂の「喜楽荘」で勝負を挑む。有り金全てを賭けた真剣勝負の勝者は……!? 麻雀史のみならず小説史にその名を残す金字塔「麻雀放浪記」の第一弾。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
    通常版 1巻 583円(税込)
    終戦後まもない昭和二十年十月、東京。坊や哲(哲也)の物語はここから始まる――。職にあぶれ街をさまよう哲は、麻雀の主のような男出目徳に出会い、徐々に技(イカサマ)を駆使した高レートの麻雀に惹かれてい...
  • 麻雀放浪記(二) 風雲編
    通常版 2巻 583円(税込)
    出目徳・ドサ健たちとの死闘を乗り越えた坊や哲だったが、その後、師匠の出目徳同様ヒロポン(薬物)中毒になってしまう。クスリのためにケチな博打で小銭を稼ぎ、禁断症状の怖さと自己嫌悪でさらにクスリを...
  • 麻雀放浪記(三) 激闘編
    通常版 3巻 540円(税込)
    坊や哲がサラリーマン!? たった一つの商売道具だった右手を傷め、麻雀打ちとして限界を感じ始めた坊や哲。しかし、麻雀はそう簡単には彼を離してくれない。昔激闘を繰り広げたドサ健、女衒の達らが、再び...
  • 麻雀放浪記(四) 番外編
    通常版 4巻 583円(税込)
    4年前に博打から足を洗い会社員となった坊や哲は、出張先の北九州の雀荘で李億春という玄人に巡り会う。李は哲を一流の玄人と認め勝負を要求するが、彼はいまいちその気になれない。東京に戻った哲は、ドサ...

麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2014年09月24日

不幸じゃない生き方ってのは、つまり安全な生き方って奴があるだけだな。安全に生きるために、他のことをみんな犠牲にするんだーードサ健

俺たたちゃこれで生きてるんだ。死ぬまでやるのさ。負けるってのは、つまり死ぬときのことなんだーードサ健

面白えね!博打はこれだから面白れぇ。死ぬも生きるもサイの目ひとつ...続きを読む

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麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2013年05月26日

麻雀小説の金字塔4部作の第一弾『青春編』。戦後焼け野原となった東京で博打を生業とする男たちの社会があり、少年『坊や哲』もその世界に魅かれて身を投じることになる。人としては破綻している連中だが、ギャンブルに関しては大まじめ、全身全霊を傾けて取り組む姿にはニヤついてしまう。「この世界の人間関係は、ボスと...続きを読む

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麻雀放浪記(三) 激闘編

Posted by ブクログ 2012年08月20日

博打が暴力の変形したものだということが犇々と伝わってくる。相変わらず、勝負の描写はアツいのだが、最後の浮浪者集団でのチンチロリンは穏やかなものを感じる。勝負の世界に入った以上、どんなことをしてでも勝つべきで、人に優しくしないし、人の情も当てにしない。そんな暴力と暴力のぶつかり合いだからこそ、社会道徳...続きを読む

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麻雀放浪記(二) 風雲編

Posted by ブクログ 2012年08月18日

疲労と手傷がお互いに残る。大きい勝負というものはそんな形でしかケリがつかないものだ。勝った方も負けた方も最後には同じような姿になる。無法社会に生きる者たちの勝負の純粋さがそこら中に散りばめられた作品。

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麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2012年08月13日

博打打ちのお話。騙し騙されの世界に美徳なんかない。皆泥臭く生きているんだ。いくらウデがよくても、結局は死んだ奴が負け。死ねば周りに喰われてしまう。博打を打つことに命がけで、平然と人を騙し利用するそのいやらしさに惹かれる。

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麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2012年02月12日

何が面白いのかうまく説明できないけどとにかく面白い。続きが気になって夢中になる、という面白さではない。ただなんとなく読んでいて面白いのだ。面白いというより楽しいといった表現の方がふさわしいのかもしれない。
イカサマ技を決め、見事に相手を出し抜いたときの爽快感はたまらない。コンビプレイもなかなか熱い。...続きを読む

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麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2010年05月01日

最高だ。面白い。面白ければ全て良し。
意外と文もきちんとしていて、麻雀以外の臨場感、戦後の空気ってのが楽しめる。
おもしろい。

----(後日加筆)

麻雀小説だからって舐めたらいけない。
全四巻だが、一巻に関してだけ言うと神掛かっている。

博打から出る人間の本性みたいなところが上手く描写されて...続きを読む

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麻雀放浪記(一) 青春編

Posted by ブクログ 2009年07月15日

まあ、好きな本です。
何回でも読み返しちゃう。

麻雀小説っていってんのに、チンチロリンから始まったり。

阿佐田さんの小説は書き出しと終わりが最高にかっこよい。

麻雀知らない人にこれをすすめても読まないと思うんだけども。
麻雀知らない人が呼んでも絶対に楽しめると思うよ。

正直わかってない手もあ...続きを読む

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麻雀放浪記(三) 激闘編

Posted by ブクログ 2009年03月14日

博打打ちになった坊や。ただ麻雀をやるだけではなく、素人をカモにするような存在へとなっていた。それゆえ、住む場所がなくなっていく。そして深く、奥へ・・・・

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麻雀放浪記(二) 風雲編

Posted by ブクログ 2009年03月14日

坊やの人間関係や人間としての成長もそうだが、戦後の日本の復興とそれに伴う「麻雀」の変化がおもしろい。

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