昨日も暇だった。明日もたぶん暇だろう。結婚6年目、専業主婦。子どもはいない。退屈でない暮らしなど、考えただけでゾッとする。多忙な夫は今夜も家に帰らない。この緩やかな生活に、猫と隣家の息子が飛び込んできてから、何かが崩れ始めた。封印したはずの衝動。少年との、二人だけの秘密。嘘は次第に周囲を巻き込んで――。マンション住まいの主婦の平凡な生活が一変する様を、ドラマティックに描いた傑作恋愛長編小説!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • ブラウザ

眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2018年11月27日

昔々、たくさん山本文緒の本を読んでた。久しぶりにまだ読んでなかったようなこの本を手にとってみた。1990年代の本だから、相当前の小説なのに、どんどん読み進めてしまった。人の根本的なところは、今も昔も変わらない。良い本はいつまでたっても色褪せないんだなぁ。

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2017年08月02日

結婚6年目の専業主婦が、15歳も年下の隣家の少年に恋をした。
なんてドラマティックな恋愛小説なんだろう。
10年以上ずーっと読みたくて、ようやく読めた。嬉しい。内容も素晴らしかったから、もっともっと嬉しい。
思いがけない展開に読むのをやめられず一気読みでした。
想像した事が、いつか本当になりますよう...続きを読む

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2016年01月23日

前に読んだ「あなたには帰る家がある」の主人公と本作の主人公が、同じマンションのお隣さんだってことに気付いたときは、かなり嬉しくなった。こういう発見好きだな。

汐美さんみたいな結婚生活は嫌だなあ。なんだかとっても淋しそうで。

あ、ルフィオ、女性に暴力はいけないよ。

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2013年09月24日

テレビディレクターの旦那を持つ汐美。怠け者で、平和な専業主婦生活に満足していた彼女に、1匹の猫と隣人の13歳の少年が関るようになってから彼女の生活は一変する。

正直、まるで私ではないかと思いました。
高いマンションの1室に閉じ込められたラプンツェル姫、それが汐美です。
私も海外に住んでいて、自分が...続きを読む

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2012年11月17日

寂しくて寂しくて、悲しくて切なくて、だけど途中で読むことをやめられず、最後まで一気に読んだ。思わず泣きそうになる場面もあった。

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2017年05月18日

日本には 専業主婦 という社会的な形態がある。
専業主婦の生態を詳しく堀りつづけて、
安定しているようで不安定な生活を
着実に、組み立てていくことで、
日常の中の非日常が描かれる。

ラプンツェルは グリム童話の主人公で、
セックス好きである。
結果として 妊娠するのであるが、
ラプンツェルといわれ...続きを読む

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2016年07月13日

高校生の時に読んだ本。専業主婦が中学生に恋する話。なんとも言えない話だけど、なんか好きな小説でした。

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2014年10月18日

専業主婦である主人公が隣の部屋の少年と恋をする。
変化していくねむりを軸に、主人公と隣人家族の関係を描いている。

山本文緒さんは複雑な人間関係をとらえるのが上手だと思う。
主婦と少年の恋は少し珍しいテーマで受け入れられない人もいるかもしれないが物語としては大変面白い。
この本を読む前に山本文緒さん...続きを読む

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2014年03月01日

だらだらと飼い猫のように暮らしたい。
だらけるのが好きで、可能ならば働かずにゆるゆる暮らして生きたい女性は共感できるはず。
ゆるゆるした生活は憧れるけど、やっぱり愛されてこそのゆるゆるだと思う。
一人ぼっちのゆるゆるはせつないよ。
全体的にゆるーい話なんだけど、ちょいちょい毒っ気があるのが絶...続きを読む

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眠れるラプンツェル

Posted by ブクログ 2013年08月09日

短編集の印象のある山本文緒の長編小説。

短編でも見られる倦怠感と何ともいえない無常観は長編小説でも漂う。

小難しい政治や思想などは置いといて、一人の人間が素朴に考えることに従って行動していくだけなのに、不思議な面白さがある。

著者の文才にも助けられて一気に最後まで読みきってしまえる小説。

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