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Posted by ブクログ 2018年03月08日
92年、千葉県市川市でひと晩に一家四人が惨殺される事件が発生。現行犯で逮捕されたのは、19歳の少年だった。
殺人を「鰻を捌くより簡単」と嘯くこの男は、どのようにして凶行へと走ったのか?
暴力と憎悪に塗り込められた少年の生い立ち、事件までの行動と死刑確定までの道のりを、面会と書簡を通じて丹念に辿る著...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月09日
この手の犯罪ルポルタージュの中では最高傑作の部類に入るんじゃないだろうか。
1992年に発生した市川一家四人殺人事件を題材に、まだ未決囚であった頃から綿密な取材を重ね、犯人の男の底知れぬ心理の闇に迫った一冊。
だいぶ前からこの事件を知っていた自分でも、改めて犯行の軌跡を読むと絶望的に気が滅入るので、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月28日
一家四人の命を奪った19歳の少年。彼の生い立ちや気持ちをつづった本。
少年犯罪はいつの時代も横行していて、ニュースを見ていると虐待を受けていたり、親同士の仲が悪い、離婚しているなど様々なつらい環境の中で生きている子たちが多いように思う。自分を認められたいとか、自分の存在をこういう形でしか表せないのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月24日
ノンフィクションやねんな…
「市川一家4人殺害事件」の犯人と記者とのやりとりを中心に描いてる。
彼を犯行に導いたものは?
確かに、幼少期は、酷い環境で生きていたけど、この犯人の弟は、真っ当に生きてる。
何度か、裏切られたりして…
とか、色々な事情はあるんかもしれんけど、受け入れる事はムリ!
心の闇と...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月30日
1992年3月に市川の一家四人が殺害されるという衝撃的な事件があり、本書は死刑判決の確定したその犯人に対する交流の記録である。どうしてそんなことになったのか、当然ながら筆者は犯人の生い立ちにも理由を求め、アルコールで身を持ち崩した父、1人で頑張って犯人と弟の生活を支えた母、その母子家庭に温かい目を注...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月15日
1992年におきた市川一家4人殺人事件の犯人である当時19際の少年やその関係者からの聞き取り等をまとめ、事件と犯人や関係者の心情などをまとめたノンフィクション。
内容を見るだけで気分が悪くなるくらい凄惨で恐ろしい事件だが、少年の当時の心情も普通では考えられない思考だが、少年なりに自己分析を行ったのだ...続きを読む
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