昔話と文学

昔話と文学

583円 (税込)

2pt

3.5

「竹取翁」「花咲爺」「かちかち山」などの有名な昔話(口承文芸)を取り上げ、『今昔物語集』をはじめとする説話文学との相違から、その特徴を考察。丹念な比較で昔話の宗教的起源や文学性を明らかにする。

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昔話と文学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年09月27日

    先日読んだ『桃太郎の誕生』の続編のような位置にある本。やはり「昔話」を中心主題とし、それと「文学」=書かれたものとの接点を探る。
    冒頭扱われる「竹取物語」は、やはり当時既に広まっていった昔話を活用して書かれたものだ。柳田によるとこの物語の原型は全国に広まっている「羽衣談」の変形でもある。
    天上からや...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年01月02日

    表紙が可愛い割には、内容はなかなか難関だったような。
    民俗学の先駆けである柳田国男の時代でさえ、昔話の大半は既に消えつつあったらしいから、今に至るまで、数多くの昔話がなくなってしまったのだろうなと思った。

    あと、昔話がどんどん世俗化していくという個所が納得いった。

    0

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