椿、二十三歳。美貌に生まれた女に恐いものはない、何もかもが思い通りになるはずだった。しかし祖父がボケはじめ、父が破産、やがて家や職場で彼女の心の歯車はゆっくりと噛み合わなくなってゆく。美人だって泣きをみることに気づいた椿。弱者と強者、真実と嘘……誰もが悩み傷つくナイーヴな人間関係の中で、ほんとうに美しい心ってなんだろう? 清々しく心洗われる、“あなた”の魂の物語。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2013年04月18日

山本文緒の短編集を除く作品で一番好き。
魚住さんの気持ちもわかるが、一番椿の気持ちに共感できてしまった

馬鹿だなぁって自分でも思うが、変に頑固だったり。誰も自分を綺麗だ、可愛いって思いたいんだよなぁ。友達も都合いい時だけ仲良くできたらそれでいいし。我儘な自分を理解して好きになりたい

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2012年12月24日

大好きな作品。椿の強さも脆さも人の内面に必ず存在するもので、読んでいるとそこを抉られるような、なんとも言えない心地よさ。

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2012年06月30日

山本文緒作品のなかでいちばん好き。わたしは美人なわけではないけど、椿と自分が重なる。そしてなによりグンゼが愛おしい。

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2018年04月03日

この人の本は以前一冊読んでしっくり来なかったのをうる覚えしている。しかし、今回の本は面白かった。人の心の機微を堪能できるまでに自分の心が耕されているのだろうか。それとも、4月の新しい出会いと別れの時期だから、センチメンタルでセンシティブになっているだけなのだろうか。でも、読書ってタイミングは大切だと...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2016年09月18日

魚住さんの優しさに感動。最終的にはグンゼが大切と気づいたのね。

椿さんが信じられないくらいに自己中心的で感情移入しない分客観的に読めた。最後まで自分が会ったこともない祖父を頼りにできるなんて都合よすぎでしょ。

感情移入できないところが山本文緒さんの小説の特徴だと思うわ。

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月20日

美貌を売りにコンパニオンをし、実家がそこそか金持ちなのをいいことに刹那的に遊び、男とともにする。誰かにすがってでしか生きていけないのに、自分で状況を変えようとはしない。
そんななか肉親2人が倒れ、生活は激変。複雑な人間関係の家系などもあり、椿の周りは、美貌以外頼れるものはなにもない状況。
そんななか...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2015年11月05日

椿って、家もそこそこのお金持ち、顔もそれなりの美人で、女ともだちはなし。決して私も友だちになりたいタイプではない。
だけど、自分の武器は美貌だと決めて、それに対する努力は惜しまない。
目標はおばあちゃんみたいに、凛とした女性。

父親のことは殺してやりたいほど嫌い。俗物だから。
母親は見た目もパッと...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2015年07月25日

自分を美人だと思っている椿というOLの話。
美人だと思っているがゆえに傲慢な言動、考えが目立つ。
周りの登場人物も色々とトゲのある人ばかりで、人の裏って怖いなと思える作品。
実は椿はただ純粋なだけだったのかも。

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年04月20日

23歳。お金持ち、美人で傲慢な椿の物語。
凛として美しい祖母のような女になりたい、美人なステータスを生かし男と遊びまわり、コンパニオンの派遣仕事を適当にこなし、女友達は不要、という生き方で幸せな暮らしをしていたが、どんでん返しが待っていた。

ロクな人間が出てこない。
そして、山本文緒の描く女心の醜...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

きっと君は泣く

Posted by ブクログ 2014年11月06日

大学生の時初読。2014/11/4,5 再読。その時点で情のある関係を優先すること、その程度の気持ちにタイミングが後押ししただけならいいやと思うこと。主人公の潔さ、若さが気持ちよくもあり、潔くしない選択肢もありなのかもよ、と思うようになった自分にびっくり。
椿のストレートに聞ける(この前はあっさり断...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?