玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも……死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く……。現実なのか妄想なのか。生きているのか死んでいるのか――その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川ホラー文庫
電子版発売日
2014年02月21日
紙の本の発売
1999年04月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

玩具修理者

Posted by ブクログ 2017年04月15日

玩具修理者はとても面白かった!
最後のオチが素晴らしく気持ちが悪くて(いい意味で?)わたしは大好き
酔歩する男はわたしがSFが苦手なので途中までしか読めなかった

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2015年04月29日

表題作の「玩具修理者」ももちろん秀逸だけど、じつは併録の「酔歩する男」が大好き。

SF的設定で”永遠にさまよう恐怖”を描く作品は、スティーヴン・キングの短編集でよく見かけるけど、日本人によるこのテーマの作品、ありそうでなかった。小林泰三さんの作品、いろいろ読んでみよう!

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玩具修理者

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月07日

玩具修理者はなかなかグロい話だった。
酔歩する男は普段の何気ないことについても不安に感じさせられるような話だった。自分の意志とは関係なく、様々な時間軸に飛ばされて、死ぬこともできないというのは恐ろしい…。

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2017年10月28日

短い作品でしたが、狂ってしまった方が楽になれるような恐怖を味わえました。
「玩具修理者」と「酔歩する男」。二作に共通するのは自己認識になるのかな?
「玩具修理者」では身体的に、「酔歩する男」では精神的に、自己の存在について疑問を呈してくる。
心と身体──。
どちらについて疑問が出たときに人はより恐怖...続きを読む

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2017年10月24日

「玩具修理者」「酔歩する男」どちらも面白かった!
二人の会話から進んでいく玩具修理者は、他の小説とは少し表現が違うグロさがあった。読んでいて、気持ち悪くなる感じ。最後はしっかり騙されました。

酔歩する男は、読んでいて見方が変わるのが楽しかった。でも、理解するのが少し難しかったです。

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2017年05月27日

『映画ドラえもん のび太のカチコチ南極大冒険』が「クトゥルフ神話」なるものを元にしている…という話をネット上で耳に(目に)して、どもう小林泰三なる作家が「クトゥルフ神話」をモチーフにした作品を書いているなる情報も得た上で、この作品にたどり着いた。

結局、玩具修理者の名前以外のところは何がクトゥルフ...続きを読む

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2017年01月10日

小林泰三作品は初読み。完全なホラーのイメージだったけれど、こういう作風だったのか。

表題作の「玩具修理者」は、いかにもホラーな感じでグロさもあり。「酔步する男」のほうはタイムトラベルものでSFっぽくもある。
共通するのは、今まで当たり前に信じていたものが当たり前でなくなる恐さ。生物と無生物、過去・...続きを読む

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2016年11月27日

ホラー大賞受賞作の表題は、星3つ。それより、カップリングで収録されている「酔歩する男」が素晴らしい。

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玩具修理者

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月23日

表題作より、「酔歩する男」の方が面白かった。SF?ですかね?
過去に意識が飛ぶと、それ以降が非実在化してしまうなんて、考えただけでうんざりします。過去や未来が変えられたとしても、それがまた白紙になり何度も繰り返すなんて、怖い。
登場人物の名前が風変わりなのも何かの伏線かと思い込んでましたが、違ったよ...続きを読む

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玩具修理者

Posted by ブクログ 2016年08月02日

表題作は気持ち悪かった
良い意味の不気味さよりグロさが残る

それより凄いのが2篇目、自分の視点が信じられなくなる読書体験が出来る
時間軸の不安定さ、自己の不安定さ、人間の観測の不安定さ…読み終わった後は、確かなものの無さに足元が崩れる感覚がする
世界が人間の観測時点で出来上がる、という考え方はあり...続きを読む

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