15歳。頭の中にあることといったらただ一つ、かっぽん――。憧れと妄想に身を持て余す思春期の少年たちの、ひたすらな性への関心をユーモラスに描いて、もどかしい青春の痛みを鮮やかに蘇らせた表題作のほか、デビュー間もない時期に書き下ろされた奇想天外な物語など、全8編を収録。作家・重松清のバラエティと軌跡が存分に味わえる、著者初のオリジナル短編集を電子化!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

かっぽん屋

Posted by ブクログ 2018年01月23日

短編集。
もう何年も前に読んだものを掘り起こし、再読。
「ウサギの日々」が、当時部活一筋だった私の心に1番響いていたのを覚えています。こんな先輩、いたよなあ。こんな気持ち、なったよなあ。
最後の描写でドキドキ…!
若く幼き日の、葛藤や思い、泥臭さがリアルに表現されていて、私にも、誰にでも経験あるだろ...続きを読む

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2015年08月23日

「失われた文字を求めて」
ふかーい話。映像化で見たいです。

「デンチュウさんの傘」
おもしれぇ話。痛快です。映像化で見たいですⅡ。

重松作品、いずれも呼吸をするように読めます。最高!

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かっぽん屋

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月17日

ひさびさに読み返した短編集。レコードのようにA面B面に分かれている仕組み。

A面はシリアスといえばいいのか、心の傷口に塩を塗るような痛みを感じる短編。セックスの話じゃなくて、性に目覚めたり、周囲と関わる自分への違和感みたいな話。

打って変わってB面はユニークな話たち。ぬぬぬの話から幽霊、人格が変...続きを読む

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2012年05月17日

かっぽんとはそういう意味のことを言うのか。個人的には傘の話が好きだなー!ひとつのものでも大切な人からもらったものは大切にしたい。よりよいものを探すんじゃなくて自分にかけがえのないものを集めよう。

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2008年02月04日

タイトルがあれだからちょっと入れるか前から迷ってたんだけど「まあいいか!」のノリで←
失われた文字を求めてと桜桃忌の恋人'92が好き過ぎる
特に桜桃忌の恋人'92はあたしが本気で文学部を目指したきっかけのお話
そして志望校をある場所に決めたのも
あたしの中では大事なお話のひとつ、

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2018年10月16日

重松清初期の作品も含む短編集。

重松清の描く思春期男子が好きだから読んでみたら、期待通り萌えた。
著者は思春期の頃の性欲の強さを共感してもらうことを狙いとして書いていると思うんだけど、そういう視点ではなく、もっと客観的に盛りのついた若い男の子のどうしようもなさに愛おしさを覚えた。エロいようでエロく...続きを読む

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2017年11月10日

A面では「すいか」あたりが良いですね。
いきなり強烈なシーンから始まるのですが、少年の性への憧れが美味く描かれています。
B面では「デンチュウさんの傘」ですかね。
田中一夫さんが、その名前の平凡さゆえに気弱に成っていくのですが、ある日自分はタナカではなくデンチュウであると名乗ることにより、強気...続きを読む

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かっぽん屋

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月29日

えろい(笑)
中学生男子はみんなこんな感じなのかな??

本当に重松さんは人間を書くのが上手。
大里さんの次なる人格が気になる。
デンチュウさん、がんばれ。
東条教授が愛しすぎる。
そしてかっぽんしか頭にない少年たちは違う意味で愛しい。
いや、でもやっぱり彼らはアホだ(笑)

薄っぺらだけれど私も太...続きを読む

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2011年05月07日

初期の未収録短編を集めた文庫オリジナル。
バラエティ豊かな短編が色あいによってレコードみたいにA面B面と振り分けられて楽しませてくれる。
個人的には思春期の少年の性への憧れと興味とホロ苦さをユーモラスに描いた「すいか」「かっぽん屋」が収められたA面がよかったけど今の重松さんの作品とは毛色の違う不思議...続きを読む

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かっぽん屋

Posted by ブクログ 2009年09月10日

重松清の短編集。

重松氏って、こんなにエロかったっけ?
いきなり、こんな心境で始まる短編から、
不思議な気分で終わるものまで多彩である。

特に、面白かったのは
「失われた文字を求めて」
世にも奇妙な物語っぽい感じだが
ラストはどうなるのかハラハラしながら読んだ。
ある意味、重松氏の感性にも、笑え...続きを読む

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