左目が疼く――。また、どこかで死霊が騒いどるんか。妾として囲われていた男に日本刀で切り付けられ、左目と美しい容貌を失ったタミエ。代償に手に入れたのは、暗い眼窩に映る禍々しい死者の影だった。やがて「岡山市内に霊感女性現る」と新聞でも取り上げられ、タミエの元に怪しい依頼客たちが訪れるようになった。隻眼の女霊媒師を主人公に、彼岸と此岸の間を体感する怪奇小説の白眉。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川ホラー文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

岡山女

Posted by ブクログ 2013年03月23日

友達に「怖くない志麻子が読みたい」と云ったら貸してくれた本。怖くない本って云ったのに黒背表紙じゃん!って思ったけど確かに全然怖くはなかったです。
やっぱり岡山弁すごくいいなと思う。大学の友達に岡山の子いたけどその子はほとんど岡山弁しゃべってくれなかったな。
表紙のイラストに引きずられて上手く想像でき...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2012年05月27日

ぼっけえきょうていに続いての2冊目なのだが、この人の文章はとても読みやすくて、しかも独特の雰囲気があり気に入っている。
えぐくない湿ったライトホラーといった感じ。

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2007年06月20日

岩井志麻子の岡山女を読みました。妾として囲われていた男に切りつけられて隻眼になってしまった、女霊媒師の物語でした。いつもの岩井志麻子らしい怖い話でしたが、読んでみて感じたのは、死霊や生霊の怖さは、生身の人間の怖さを凌げないということでした。岩井志麻子の描く、女のひとの情念の怖さに比べれば、死霊なんて...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2007年01月14日

文体といい、お話といい、引き込まれる。
出てくる人物はそう美しいばかりでないのに、美しい情景ばかり思い描かれる。

しっとりしていて、もっともっとタエの話を聞いていたくなった。

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2016年02月13日

題名から中身が想像できない本。短編連作。
妾商売をやっていた人が、旦那に顔を切られて片目を失い、代わりに霊能力を授かる。
霊媒師として生計をたてるようになって、そこで出会うさまざ生人のお話。
全体的にじとっとした感じの話が多い。

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2015年08月19日

初岩井作品で、角川ホラー文庫消費月間。1910年あたりの岡山を舞台に、心中未遂で左目を失った事によって(?)、霊と会話ができるようになった主人公が事件等を解決する短篇集。

内容としては、ホラーというよりもオカルト+ミステリという感じで、短篇集であるのも相まって、軽い印象。本のタイトルにもある岡山弁...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月15日

 妾として自分を託っていた男に日本刀で斬りつけられて左目を失い、その代わりに霊能力を得たタミエの物語を描いた短編集。


 自分の傍らにある霊を、そこに自然にいるものとして感じるタミエの感性や、タミエの生き方も霊と交わる様子はもの哀しくて淋しい。 
 タミエを始めとする登場人物はそれぞれに孤独でそれ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2011年08月03日

友達に進められて読んでみました。
最初は慣れない岡山弁に戸惑ったけど、
読んでるうちに自然と難なく読めるように。

じわじわくる恐さがオススメです。

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2010年04月17日

明治末の岡山市。妾として囲われていた男に日本刀で斬りつけられ、タミエは左目の視力を失った。だが見えないはずの左目にはこの世の者ならぬ者の姿が映るようになっていた。にわか霊媒師となったタミエの元にはわけがありそうな依頼者が次々に訪れる……。

片目を失ったことで霊媒師となった女性と死霊、そしてそれを通...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

岡山女

Posted by ブクログ 2010年02月06日

いいねいいね最高、じっとりとした肌に粘つく感じ、心なしか生暖かい風が頬を撫でる。ある事件がきっかけで片目の視力を失う、そんな不幸なタミエに思わぬ力が宿る。そして生活のため霊媒師になった彼女は難事件を不思議な力で解決に導くのだった。

このレビューは参考になりましたか?