古代アトランチスの謎を秘めたクロノスの壷。この壷の展示会こそ全ての悲劇の幕あけといえた。美しい人妻の失踪、人間の能力を遥かに超えた狼男の暗躍、美男美女の秘密グループが行う性の狂宴(サバト)――これら次々に起こる奇怪な事件こそ、永遠の生命を求める暗黒の野望のうごめきであった……。そして今、古代イスラムより歴史を貫いて脈々と生きる恐怖の秘密の全貌も明らかにされようとしていた……。壮大なスケールで描くSF伝奇ロマンの最高傑作!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

石の血脈

Posted by ブクログ 2015年11月25日

この表紙じゃないんだよなあ。角川の横溝正史と半村良の素晴らしい表紙はもっと評価されるべきだと思う。

さて、長いし内容も重いんだけど、これぞ半村良の集大成というべき作品だ。100mを6秒台で走る謎のミイラ人間、暗殺教団とアトランティスから続く巨石信仰。

その辺でしばらくスタックされ、退屈な話で終わ...続きを読む

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石の血脈

Posted by ブクログ 2012年09月30日

ミステリーと伝奇小説が混在した作品。
ある策略が判明するまではミステリー、
その後は伝奇系に色が変わります。

これは人の消えることのないある欲求が
テーマとなっております。
それがために多くの人が犠牲になり
隅田の周りの人もこの陰謀の駒となります。

ですが、それに異を唱えるものの
工夫した行動に...続きを読む

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石の血脈

Posted by ブクログ 2008年12月20日

国枝史郎、山田風太郎の系譜を引く伝奇小説。
半村良の小説の中でも群を抜く完成度を誇っている。
吸血鬼の設定を日本に持ち込むとこうなる。
犬神伝説や不老不死の伝説とも絡めてとても興味ぶかい。
SFXの特撮の進化した現在、映画化が待たれる一作でもある。
エロスやサスペンスもふくめて、一級のエンターテイメ...続きを読む

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石の血脈

Posted by ブクログ 2018年03月11日

ヴァンパイヤから狼人間、メガリス、宗教の発足といった要素をこうもうまく説明しえる説…まさに小説。こういうプロセスを経るなら、不死者が今も世界に数人くらいはいても不思議ではないのかも、と思える。

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石の血脈

Posted by ブクログ 2007年10月20日

超人として人間には計り知れない性の快楽を得て性の開放感を楽しんだ後に化石人間となり、数千年後に蘇って不死を得る。
不死の資格を持つために人間は激しい闘いを繰り広げると言うが・・・
死は確かに恐ろしいけれど、不死はもっともっと恐ろしい事だと思ってしまうのでした。

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