恋愛に憧れ、義兄とボーイフレンドの間で揺れる多感な少女を通して、人を愛することの意味を問う表題作。父が五十二歳の時に生まれたことを恥じている主人公が、自分の誕生に至るまで、父がいかに苛酷な半生を送ったかを知る「この重きバトンを」他一編を収録。『氷点』でデビュー以後、作家活動の初期に発表されながら、二十年もの間、散逸していた三作を収めた幻の作品集。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2009年01月16日

著者の文章は読みやすく、描写も生き生きとして、登場人物たちや景色が脳裏に次々に浮かんできます。収録されている全3作品はジュニア向けに書かれたもので、特に読みやすい。今回、読むのは2度目。解説で書かれた三浦夫婦のエピソードに涙涙。やさしい人になりたいわ。

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雨はあした晴れるだろう

ネタバレ

Posted by ブクログ 2009年07月24日

三浦綾子さんの初期作品3編を集めた短編集です。
 これらの作品は、三浦綾子記念文学館設立を機に、原稿を整理していたら出てきたものや、不完全なままだったものを東西奔走しながら復元したものであるらしい。特に「茨の陰に」の復元にはかなりの労力をかけたとのこと。
 
 表題作「雨はあした晴れるだろう」は義理...続きを読む

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雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2004年12月04日

3つの物語が入っているんですけど、お勧めは「茨の陰に」切ない恋物語です。自己犠牲愛で、理不尽なラストなのになぜか好き。最後まで読むと、引用されているヘッセの言葉がすごい心に残ります。純粋な気持ちになりたいときに。

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雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2013年10月30日

結局周りは変わらない、自分を変えて行くしかないと思った。汚い大人たちに囲まれながらも、主人公景子は哲也の父の言葉で目覚め、自分の人生を歩んで行こうとする姿が立派に思えた。

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雨はあした晴れるだろう

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月16日

3編からなる青春小説集。

「雨はあした晴れるだろう」の主人公は、姉の夫-義兄に密かに恋心を抱く女子高校生。

「この重きバトンを」は、年老た父親に甘やかされて育てられ、我儘に成長した青年が主人公。
彼は父親から一冊のノートを渡され、今まで知らなかった父親の壮絶な半生を知る。

「茨の陰に」は、選挙...続きを読む

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