ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール
老練愛書家2人による書物をめぐる対話。
「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊!

インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。
東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。
博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。

この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)

ジャンル
出版社
CCCメディアハウス
ページ数
472ページ
電子版発売日
2013年08月30日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月06日

タイトルのイメージから、デジタル化されたものに言及されているように感じるが、そうではない。
タイトルと内容はあまり関係ないように思えて、実は確かに紙の書物について言及しているので面白い。
実によく考えられたタイトルだ。
本好きの雑談。

要点メモ:
・勉強のやり方や資料のまとめ方、探し方は、それぞれ...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年09月11日

イッキに読んでしまった。本に対する偏愛というかなんというか。『どうして蔵書を全て読む必要がある?』には笑ってしまった。そうだよね、みんな読む以上の速さで本が増えていくんだよね。本は自己増殖するから(笑)

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年06月20日

訳者あとがきで原題は「だから本好きはやめられない」というようなものと書いてあったが、そっちのほうが内容をよく表していると思う。
「薔薇の名前」のエーコと「昼顔」のカリエールが書物について縦横無尽に語りつくす。

まず、2人とも最初から電子書籍の登場で紙の書物がなくなるなんて全く、これっぽっちも思って...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年05月28日

「災害時にどんな本を保護しようとするか、という話でしたね。自宅が火事になったとします。自分が真っ先に何を守ろうとするか、おわかりですか」「書物の話をさんざんしておいてなんですが、私の場合、今まで書いたもの全てが入ってる250GBの外付けHDDを持って逃げますね」エーコ先生御年80、まだまだ元気。対談...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年05月18日

書物(冊子本)とは、車輪のように出現した時点において既に完成されたものである。つまり、書物はこれ以上進化(変化)することはない。この意味において電子書籍とは「書物」ではありえず、書物に取って代わることのできる同型の存在ではないということである。

名うての創作家・学者であるジャン・クロード・カリエー...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年04月29日

小口が鮮やかな青で染めてあるド派手かつステキな装丁!

ウンベルト・エーコは薔薇の名前の作者。
知と知がぶつかりあって話がどんどん広がっていって面白い。
本好きな私にはニヤニヤ楽しい読書時間でした(^0^)

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年02月17日

(メモ)
デジタル情報の耐久性

近代の巨匠崇拝と、前近代のパターン繰返しの文化

レヴィ=ストロース

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2012年02月08日

やっと読み終えました。内容は本好きの博識二人の文化論、書籍論です。二人の書籍収集にかける情熱がよく伝わり、とても楽しく読めました。冒頭部分を除いて本書のタイトルと内容にギャップを感じ、あれっと思っていたのですが、訳者あとがきで原著の直訳が『本から離れようったってそうはいかない』とわかり謎が解けました...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2011年12月11日

博覧強記、イタリアの中世学者ウンベルト・エーコとフランスの作家ジャン=クロード・カリエールによる対談本。

タイトルのインパクトと、まさに本文で何度も出てくる"インキュナビュラ"( 1500年以前に印刷された本)を彷彿させる装丁の美しさに惹かれて買いました。

本書は、本の魅力や...続きを読む

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

Posted by ブクログ 2011年11月11日

正直、ジャケ買い。
まだ、中身は読んでませんが、
タイトルにハマった装丁に惚れ込んでしまいました。

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