会津鶴ヶ城、落つ――。藩主松平容保が京都守護職を拝命して六年。幕府への忠誠を誓い正義を貫いた戊辰戦争は無惨にも敗北したが、榎本武揚率いる旧幕軍艦隊に加わった者は、新たな戦いを挑むべく蝦夷地をめざす……。故郷を奪われた会津藩士達を描き、勝者に歪められた事実を敗者から検証する。明治百年を経た今こそ必読の現代日本再生の示唆に富んだ歴史大河小説。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
320ページ
電子版発売日
2013年08月23日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • DB50
  • 続 会津士魂 一 艦隊蝦夷へ
    通常版 1巻 545円(税込)
    会津鶴ヶ城、落つ――。藩主松平容保が京都守護職を拝命して六年。幕府への忠誠を誓い正義を貫いた戊辰戦争は無惨にも敗北したが、榎本武揚率いる旧幕軍艦隊に加わった者は、新たな戦いを挑むべく蝦夷地をめ...
  • 続 会津士魂 二 幻の共和国
    通常版 2巻 545円(税込)
    榎本武揚率いる旧幕軍艦隊は蝦夷地に上陸、土方歳三らの破竹の進撃で、箱館五稜郭に入城を果たす。榎本と元会津藩士らは新政府樹立を宣言するが、列強は局外中立を撤廃、明治政府軍も次々と集結して蝦夷共...
  • 続 会津士魂 三 斗南への道
    通常版 3巻 545円(税込)
    榎本武揚と元会津藩士らが樹立した共和国は、政府軍の総攻撃をうけ滅亡するも、松平容保に世子・容大が産まれ、家名再興が叶う。だが、与えられた新領地は下北半島・斗南。希望を懸けて、荒涼の大地へ移住...
  • 続 会津士魂 四 不毛の大地
    通常版 4巻 432円(税込)
    会津改め斗南藩としての北地転封は、挙藩流罪に等しいものだった。少ない石高により、荒涼の大地で困窮の生活をおくる人々の支えは幼少の主君容大と旧藩主容保の存在。だが、廃藩置県の非情の命が、藩士と...
  • 続 会津士魂 五 開牧に賭ける
    通常版 5巻 432円(税込)
    廃藩置県により斗南藩の名は消えた。だが、藩首脳部の広沢安任は、最後まで斗南藩士として生きようと決意し、日本初の西洋牧場を拓く。皆が寒冷地を捨て去るなか、官を辞し、決然と野に下り、四十不惑から...
  • 続 会津士魂 六 反逆への序曲
    通常版 6巻 545円(税込)
    元白虎隊士の山川健次郎と妹の捨松らは官費留学生として渡米し、勉学に励む。一方、カリフォルニア開拓に賭けた会津人一団は、理想郷の夢を無惨に砕かれていく。日本近代史に輝いた人々と、異国の土となっ...
  • 続 会津士魂 七 会津抜刀隊
    通常版 7巻 545円(税込)
    明治維新後、鉄道を始めとする新事業に沸く東京や横浜の華やぎをよそに、旧会津藩士たちは白眼視と困窮に苦しんでいた。永岡久茂は、旧奇兵隊士らが新政府への叛乱の兆しを見せる長州へ、鮎川兵馬を密かに...
  • 続 会津士魂 八 甦る山河
    通常版 8巻 545円(税込)
    派閥争いと汚職に腐敗した明治政府に不満を募らせた士族たちは、遂に叛旗を翻す。佐賀の乱から思案橋事件、西南戦争へと激動する時代。鮎川兵馬は、武士道を貫くべく蹶起の一翼を担うが――。故郷を奪われた...

続 会津士魂 八 甦る山河

Posted by ブクログ 2009年02月21日

この辺りまで来ると、強いられてしまった苦難への憤懣という色合いよりも、時間は掛かったものの、苦難を乗り越えてそれなりに活躍するようになっていた会津家中縁の人達への賛辞、そしてそういう人達の胸中に常にあった郷土や身近な人々への愛、というような色合いが濃くなっているように感じる…
会津の武士達が子弟教育...続きを読む

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続 会津士魂 七 会津抜刀隊

Posted by ブクログ 2009年02月21日

所謂“文明開化”の様々な事象(鉄道、ガス灯)が見受けられるような時代に入り、そうした中での会津家中縁の人々、或いは明治政府のことや、士族反乱の萌芽の話しが描かれている…

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続 会津士魂 六 反逆への序曲

Posted by ブクログ 2009年02月17日

“第6巻”だが、悲劇の自刃を遂げた白虎隊士中二番隊の隊員を弟に持っている日下義雄こと石田五助が渡米の機会を掴んだ話し…米国の“ワカマツ・コロニー”の顛末…米国で客死してしまったおけい…警察官ということになる“邏卒”に応募しようとする者も現れたという話し…などが綴られている。それぞれに引き込まれるもの...続きを読む

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続 会津士魂 五 開牧に賭ける

Posted by ブクログ 2009年02月17日

何かこの辺りに来ると、会津家中の群像を描いた「一編の物語」と言うよりも、「様々な物語の集成」という趣になってくる…
“第5巻”の中では広沢安任の話しを大変興味深く読んだ。彼は幕末期には“公用方”として京都で活躍しているのだが、一部“続”以前と被るものの、その活躍が振り返られ、然る後に斗南の首脳として...続きを読む

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続 会津士魂 四 不毛の大地

Posted by ブクログ 2009年02月15日

“続”以前の部分では、史料引用がかなり混ざり、“地の文”が非常に目立ったのだが、この“第4巻”は“小説的表現”で綴られた部分が非常に多く、他方で余り広く知られていないかもしれない“斗南”の物語が確りと伝わる。『会津士魂』は大変高く評価されて賞を受けた経過があるそうだが、ある意味ではこの“続”の“第3...続きを読む

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続 会津士魂 三 斗南への道

Posted by ブクログ 2009年02月11日

この“第3巻”で描かれている“戦後”の城下の様子だが、多分詳しい史料が少ない話しなのだと思う。作者も随分苦心したのではないかと想像する…
箱館の戦いが終わり、いよいよ会津家中の物語が動き出す…

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続 会津士魂 二 幻の共和国

Posted by ブクログ 2009年02月11日

箱館の戦いに関しては、例えば「五稜郭に拠って抵抗した旧幕臣らの勢力が一掃され、戊辰戦争は終結した」というような、余りにもサラッとした簡単な表現で語られる場面が多いような気がするが、この“第2巻”を読むと非常に深遠なドラマが在ったことがよく判る。“発見”をもたらしてくれるような一冊である。

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続 会津士魂 一 艦隊蝦夷へ

Posted by ブクログ 2009年02月11日

或いは「鶴ヶ城が陥落するまで」はある程度広く知られているが、「その後」はそれ程広く知られている訳でもない。この“続”はそういう「余り知られていない話し」に触れられる、なかなか貴重な作品のように想う。

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