世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?
『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド、ノーベル経済学賞の歴代受賞者が絶賛する全米ベストセラー!

上記の問いに答える鍵は、地理でも、気候でも、文化でも、あるいは為政者の無知でもない。問題なのは政治・経済上の「制度」なのだ。
ジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞したMIT教授のダロン・アセモグルと、気鋭のハーバード大学教授ジェイムズ・A・ロビンソンが、15年に及ぶ共同研究の成果をもとに国家の盛衰を決定づけるメカニズムに迫る。本書から明らかとなるのは――

○メキシコとアメリカの国境で接する2つのノガレス、韓国と北朝鮮、ボツワナとジンバブエ――これほど近いのに発展の度合いに極端な差があるのはなぜなのか?
○現在の中国はこのまま高度成長を続け、欧米や日本を圧倒するのか?
○数十億人の人々を貧困の連鎖から脱出させる有効な方法はあるのか? etc.

古代ローマから、マヤの都市国家、中世ヴェネツィア、名誉革命期のイングランド、幕末・明治期の日本、ソ連、ラテンアメリカとアフリカ諸国まで、広範な事例から見えてくる繁栄と衰退を左右する最重要因子とは? 21世紀の世界を理解する上で必読の新古典、待望の邦訳。

ジャンル
出版社
早川書房
掲載誌・レーベル
単行本
ページ数
368ページ
電子版発売日
2013年08月23日
紙の本の発売
2013年06月
コンテンツ形式
.book
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2016年08月04日

上巻に続き、国家規模の貧富や発展の差がどこから来るかについての研究。資源や文化、人種ではなく、制度であるとする主張とその裏づけが詳しく語られていることや、今世紀に入ってからも同じ愚行を繰り返していることに気づかされとても驚く。国連やNGOなどが貧困対策を講じているがなかなか改善しないことの原因が理解...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)

Posted by ブクログ 2016年07月10日

国家の繁栄と衰退について、大きな要因としてテクノロジーがあると思われるが、それについては説明されていない。すべて制度に起因ささている。また、例えば日本についての例など、より歴史的知識のある日本人からすると、「オイオイ、よく知らないんじゃないの?」と突っ込みたくなる単純化が多いと感じるだろう。冒頭にそ...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)

Posted by ブクログ 2016年07月02日

タイトル通りではあるが、なぜ繁栄している国家と貧困にあえぐ国家があり、後者は貧困を脱することができないのかがクリアになる。やはり自由、信頼、イノベーションは必須で、行き過ぎた統制、独裁は進歩を妨げるのだ。ジャレド・ダイアモンドの説より腹落ちする内容で、国家だけでなく組織に当てはまることで学びが多い。...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2016年01月04日

"国家はなぜ衰退するのか (下)

この上巻は1年以上前に読んでいますが、

なぜか下巻はそのまま放置されていました。

なかなか勉強になる1冊です。

歴史から学べる点というのは本当に多く、

今後の金融資本経済がどうなるか?

ある程度が自分自身の中で、

答えが見つかってきました。&...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2015年11月07日

長期的な経済発展の成否は、政治経済制度のちがいであり、社会を支配している制度的枠組みが、収奪的であるのか、包括的であるのか、の違いが、持続的な経済成長が可能となるかどうかを左右していると、主張している。

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2015年05月03日

下巻では、ヨーロッパに植民地にされた南米やアフリカの国々が、その遺産の制度にどのように対処したかによって、今日の貧困などの状況へと至る道筋を歴史的に見ることができます。また、先見の明のあるリーダー達によってそれを回避できた事実も教えてくれます。
収奪的な制度、包括的な制度という2つの選択肢から、いか...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)

Posted by ブクログ 2015年04月23日

繁栄する国家と、逆に落ちていく国家。その違いを、地理や文化といった(役に立たない)理論に求めるのではなく、経済と政治に関する、歴史の中では小さな選択にあるされています。なぜイギリスが産業革命で成功したのか、他のヨーロッパ諸国はそうならなかったのか。少々の偶然の要素もあったのですが、違う制度を取った国...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2015年02月13日

「世界には四種類の国がある。先進国、発展途上国、日本、アルゼンチンだ。」ノーベル賞経済学者のサイモン・クズネッツの有名な言葉だそうだ。1914年のアルゼンチンは50年ほどの経済成長を達成し世界で最も裕福な国の一つだった。しかしその後は独裁主義と民主主義の間を行ったり来たりした。民主主義と言ってもペロ...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)

Posted by ブクログ 2015年02月11日

ジャレド・ダイアモンドは「銃・病原菌・鉄」で文明発祥と伝播には栽培可能な穀物や家畜が反映する社会を生んだ原動力となり東西には伝播しやすく自然環境の異なる南北には伝播速度が遅いと唱えた。それは一つの強力な仮説だが本書の調査結果によると歴史的に野生の牛や豚が棲息した地域の分布はヨーロッパからアジアの非常...続きを読む

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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)

Posted by ブクログ 2015年01月27日

長期的な経済発展の成否を左右する最も重要な要因は、地理的・生態学的環境条件の違いでも、社会学的要因、文化の違いでも、いわんや人々の間の生物学的・遺伝的際でもなく、政治経済制度の違いである、と主張し、それを歴史的比較分析で論証…なのだが、とにかくRedundantに過ぎるというか、後半もう分かったよ…...続きを読む

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