死にいたる病

死にいたる病

絶望とは、人間の精神のみが罹る「死にいたる病」である。キリスト教会の欺瞞を批判しつつ、無限なる神との関係における有限なる自己(単独者)をめぐって、絶望と罪との諸形態を徹底的に分析し、考え抜く――精神の教化と覚醒のために。自己疎外に陥った現代人の魂の、その核心への肉薄が、今なお鮮烈に読む者を捕えて離さない実存主義哲学の古典。20世紀の思想に広範な影響を与えたキルケゴール晩年の思索を、デンマーク語原点から訳出し、詳細を極める訳注と解説を付す。

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死にいたる病 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年09月26日

    死にいたる病
    (和書)2011年07月06日 21:43
    1996 筑摩書房 セーレン キルケゴール, Soren Kierkegaard, 桝田 啓三郎


    キルケゴール「死にいたる病」を読むのは2回目なのです。1回目は何処が凄いのかピンとこなかった。でも今回読んでみて吃驚するぐらいすばらしい作品...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月22日

    牧師たるものは、もちろん信仰者でなくてはなるまい。
    では、信仰者とは!信仰者とは、もちろん、恋する者である。
    ・・・・・・『死に至る病』190頁

    彼、キルケゴールの指す「死に至る病」とは、絶望のことである。
    この書では、様々な絶望の形を弁証法的に解説しているのだが、普段、私たちが使う「絶望」とは違...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月06日

    古典を読み切った以上の感情がない
    何が言いたいのか分からなかった
    キリスト教徒の向き合い方なのか

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