絶望とは、人間の精神のみが罹る「死にいたる病」である。キリスト教会の欺瞞を批判しつつ、無限なる神との関係における有限なる自己(単独者)をめぐって、絶望と罪との諸形態を徹底的に分析し、考え抜く――精神の教化と覚醒のために。自己疎外に陥った現代人の魂の、その核心への肉薄が、今なお鮮烈に読む者を捕えて離さない実存主義哲学の古典。20世紀の思想に広範な影響を与えたキルケゴール晩年の思索を、デンマーク語原点から訳出し、詳細を極める訳注と解説を付す。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま学芸文庫
電子版発売日
2014年01月24日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

死にいたる病

Posted by ブクログ 2018年09月18日

大学生の頃に哲学に憧れ,タイトルが格好よかったので1ページ目だけ読もうとしたが全く読めなかった。10年経って仕事のために最後まで読んだ。やっぱりよくわからないところも多い。文体は信仰者特有のキラキラ感があって月光浴してるような趣がある。「おれみたいなクズが救われるためにはヘーゲルではダメなんだよ,信...続きを読む

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死にいたる病

Posted by ブクログ 2010年12月22日

牧師たるものは、もちろん信仰者でなくてはなるまい。
では、信仰者とは!信仰者とは、もちろん、恋する者である。
・・・・・・『死に至る病』190頁

彼、キルケゴールの指す「死に至る病」とは、絶望のことである。
この書では、様々な絶望の形を弁証法的に解説しているのだが、普段、私たちが使う「絶望」とは違...続きを読む

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