終戦時、日銀の地下倉庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年ののち、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、とてつもない計画を持ちかける。「『M資金』を盗み出してもらいたい。報酬は50億」待望の書下ろし超大作!(講談社文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
電子版発売日
2013年08月09日
紙の本の発売
2013年08月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • ブラウザ
  • 人類資金I
    通常版 1巻 270円(税込)
    終戦時、日銀の地下倉庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年ののち、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、とてつも...
  • 人類資金II
    通常版 2巻 540円(税込)
    謎の男“M”に盗み出してほしいと依頼された『M資金』。かつて育ての親を死に至らしめたその存在に呪縛され続けてきた真舟は、“M”との接触を機に日本の地下に蠢く力学の奔流に呑み込まれていく。この世界...
  • 人類資金III
    通常版 3巻 540円(税込)
    ロシアのファンドマネージャー鵠沼英司は無断取引を繰り返し、小国の国家予算並みの赤字を抱え込んでいた。本部の査察が入り絶体絶命となった鵠沼は窮地から逃れるため、国家間の恐ろしい陰謀に荷担するが―...
  • 人類資金IV
    通常版 4巻 540円(税込)
    思いがけずロシアで出くわしたのは、6年前から真舟を恨み執拗に追っていたヤクザ酒田だった。間一髪逃れた真舟だが、『M資金』を盗み出す大博打の最終局面で再び窮地に陥る。観念した真舟の前に姿を現し...
  • 人類資金V
    通常版 5巻 540円(税込)
    資本という魔物に食い尽くされつつある世界を救うには。呪われた遺産『M資金』の継承者たる自分がなすべきことは。求道者のごとく問い続けながら世界を彷徨していた笹倉暢人は、流れ着いたアジア辺境の小...
  • 人類資金VI
    通常版 6巻 540円(税込)
    解放せよ。この後ろ暗い金を、今こそ人類のために。命と引き替えに託された男たちの思いをただ一人受け止め、世界に挑む捨て身の戦い。次巻完結! 最終巻『人類資金7』2014年初夏刊行予定。完結記念『限定...
  • 人類資金VII
    通常版 7巻 1,058円(税込)
    本庄が命と引き替えに手に入れた"爆弾"を託された真舟と美由紀は関西最大の広域暴力団と組み、世界の株式市場を相手に壮絶な仕手戦を仕掛ける。期限はわずか三週間。そして石は暢人の命と『M資金』の未来を...

人類資金VII

Posted by ブクログ 2018年06月09日

資本主義の次を考えさせられた。共感する所が多い。共産主義が失敗した中、次は資本共生主義。資本共有主義でも良いかも。スマートフォンがこの物語を実践しているように感じる。無電農村に電化と共に今導入されているのはスマホ。東電の友人がブロックチェーンを使って搾取の無い仕組みをアジアの貧国で作っている。私も、...続きを読む

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人類資金VII

Posted by ブクログ 2018年02月22日

M資金を巡る壮大なストーリーが見事に終結する最終巻。絶対絶命だと思わされた前巻から見事に大逆転を図っていく展開がとてもワクワクさせられたし面白かった。真船がとてもかっこよく、爽快感もたっぷり。久しぶりに面白い長編を読んだ。

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人類資金VII

Posted by ブクログ 2017年09月26日

最終巻はまさに一気に読ませる、超大作の完結。
まさに福井ワールドながら、したたかに生きるMたちに微笑ましい思いを抱いた読後感です。

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人類資金I

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月07日

まだ全然、事件は起こってないし、これからの物語なんだけど、これだけは言える。

面白かった!!

というか、この本、ずいぶん前に出ている本だと思うんですけど。
「アベノミクスは失敗し……」
とか書かれてて、この本って予言書?? ってかなりびっくりもさせられました。
いやまあ、失敗するだろうっていうの...続きを読む

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人類資金I

Posted by ブクログ 2016年01月10日

戦後日銀から盗まれた金塊。それは、戦後の企業勃興のために使われる資金となる。通称、M資金。表舞台には出ず、様々な噂、憶測を呼ぶ資金。
現在、そんなM資金を巡る詐欺で生活する詐欺師真舟雄一の下に、世界を救うためにM資金を盗んで下さい、との依頼が入る…。

物語はそこからスタート。ロッキード事件やリーマ...続きを読む

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人類資金VII

Posted by ブクログ 2015年09月08日

詐欺師の主人公が、資本主義社会のルールを操る組織と「M資金」を巡る話。

資本主義に異を唱え、資本共生主義を主張する本でもある。本を読む事の最も楽しい事の1つに、「新しい世界を見る」と言うことがあると思う。本書は当に、新しい世界の息吹を感じる本で、主人公の詐欺師としての技量もさることながら、新世界の...続きを読む

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人類資金VII

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月23日

作者の執念で書きあげた感がある。最後まで読んで初めて救いが得られるので、長編で経済新聞の様な話が長々と続いて辛い人にはつらいかもしれないが、是非、最後まで読んでいただきたい。作者お得意でもはやお約束になった感のあるスマートで何でもできる主人公となってもおかしくない若者そっちのけで中年おじさん頑張ると...続きを読む

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人類資金VII

Posted by ブクログ 2015年08月22日

長かった。最後まで読んだが長かった。
結構面白かった。映画を見たせいか、真舟のセリフが佐藤浩市の声と立ち居振る舞いで脳内再生されたし、鵠沼もオダギリジョーの声と顔を連想させた。
他の人は映画の中での印象がなかったせいか、そんなことはなかったが。

仕手戦を仕掛けながら船で移動するのは面白い。
最近の...続きを読む

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人類資金VII

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月22日

福井晴敏によるM資金にまつわる長編第7弾にして最終巻。
囚われの身となった暢人を助けるため、真舟と美由紀、石が行動を起こす。その端緒がディスカバリーオイルというボロ株を使ってカペラの注目を高めることだった。
まさしく、最終巻にふさわしく、これまで登場してきた主要な登場人物がそれぞれに果たすべき役割を...続きを読む

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人類資金VII

Posted by ブクログ 2015年08月14日

M資金、お金に使われずにお金を使うことはとても難しい。未来に希望を繋ぐ形で使うことは特に。変化は目に見える状態では起こらず、微々たるものでしかない。世界の人類の希望を繋ぐ形になる事を信じるしかないかも知れない。人として優れた社会を残せることを信じたい。

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