高校生の悟史が夏休みに帰省した拝島は、今も古い因習が残る。十三年ぶりの大祭でにぎわう島である噂が起こる。【あれ】が出たと…。悟史は幼なじみの光市と噂の真相を探るが、やがて意外な展開に!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2013年07月09日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
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  • ブラウザ

白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2017年08月24日

壮大な状況説明の後に配置された、息もつかせぬ終盤の「あれ」との攻防。元題の『白蛇島』は横溝正史シリーズを彷彿とさせるが、文庫版に改題されたものも味わい深い。青春ファンタジーミステリーとも言える古代と現代が入り混じる不可思議な世界観は、父上の薫陶の賜物なんだろうな。

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白いへび眠る島

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月26日

再読してよかった。ただのフシギな話ではなく、少年が自由のかたちをつかむ話だった。フシギな話も面白かったんだけど、ラストと文庫書下ろしは涙した。今さらだけど、しをんさんって男性しか描かないのかっていうくらい男性だけで話が動いていく。魅力的な男性が多くて読んでて楽しいですけどね。

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2016年06月25日

しをんさんの作品だけで読み始めた。俺にも失った友達がいて今でも心の中にいることを確認できた。初夏に読む最高な一冊。

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白いへび眠る島

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月28日

閉鎖的な島。久々に帰ってきた主人公は、十三年ぶりの大祭を前に不穏な気配に気付く。
題材としてはよくある話(恐らくファンタジー)に見えるのだけれど、人物関係の設定や描き方が、流石三浦先生というべきか、すごくいい。
主役は悟史と光市なのだろうけれど、個人的には犬丸と荒太の関係が本当に好きで、十年近く前に...続きを読む

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2015年06月04日

三浦しをん、ってサスペンスもかけるんだなぁ、そういう感想。
閉鎖的な島というのは、日本のあちらこちらに現存すると思うのですが、「掟」というキーワードを置くことで、閉鎖性とその閉鎖性に息苦しさを感じる人々の葛藤、そしてその閉鎖性からくるいざこざを描く。
いざこざの正体が発覚した後も、さらに大きなクライ...続きを読む

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2018年12月11日

閉鎖的な島で、外へ出ていく悟史と島に留まる光市が体験する島での「不思議」な体験。ただの伝説なのか本当なのか、あれとは何なのか…はらはらしながら一気に読んでしまった。
悟史と光市みたいな友人関係、憧れます。二人は持念兄弟という特別な繋がりを持つ。けれど光市は「持念兄弟じゃなくても悟史と一番仲良くなった...続きを読む

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2017年07月25日

街から切り離された島での、ひと夏の冒険譚というかんじで楽しかった!島の人との距離や風習に馴染めない悟史の気持ちが書かれていて、等身大なかんじがしました。民俗学っぽいところもあっておもしろいお話でした。悟史と光市、荒太と犬丸の関係性も絶妙でよかったな〜すきだな〜

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2017年01月07日

田舎(+さらに離島)の暖かくも住み難そうな感じと迷信と本当の不思議に満ちた盆休みを体験させてもらった。 久しぶりにゆったり読めた非現実的なお話。 好きな文体、ベタな表現だが映像が浮かんでくる。 手元においてまた、夏にでも読み返してみたい。

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2016年08月01日

因習の残る島、帰省してきた少年と島に暮らす幼馴染、13年に一度の大祭、ときたら事件が起こるしかないわけで(笑) ありがちな設定にも思えるけど、そこは三浦氏の丁寧な筆致でたいへん面白く読めました。持念兄弟という設定も面白いし、悟史と光市の関係も、荒太と犬丸の関係も、素直にいいなぁと思う。どちらも穏やか...続きを読む

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白いへび眠る島

Posted by ブクログ 2015年11月06日

神様と人と習わしの不思議な話。
その地域で当たり前に備わっている考えに馴染めなかったら居づらい。
でも確かに自分のアイデンティティの一つで、出て行きたい、繋がっていたい、みたいな故郷に対するいくつもの感情はわかる気がした。

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