藤原道長の権力と欲望  「御堂関白記」を読む

藤原道長の権力と欲望  「御堂関白記」を読む

作者名 :
通常価格 921円 (838円+税)
紙の本 [参考] 968円 (税込)
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作品内容

藤原道長が「御堂関白記」と呼ばれる日記を書いていたのをご存知ですか? 自筆日記は今でも大切に保存されています。1000年前の最高権力者の日記は世界的に見ても大変貴重で、今年ユネスコの「世界記憶遺産」に認定される予定です。気になるのはその中身。天皇と意見が合わなければ怒りを書きとめ、娘が産んだ皇子の天皇即位を前にして喜びを素直に記しています。人間の喜怒哀楽は時を経ても変わらない、と思わされました。教科書でしか知らなかった道長がぐっと身近に感じられる1冊です

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / 人物評伝
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
電子版発売日
2013年06月28日
紙の本の発売
2013年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

藤原道長の権力と欲望  「御堂関白記」を読む のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月06日

    世界的に見ても古い時代の日記はほとんど残っていない。
    そもそも外国では為政者が自ら日記を書くことはほとんどなかった。

    そうなのか~・・・。

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月05日

    なかなか自分では読むことができない『御堂関白記』。
    これと藤原行成の『権記』、藤原実資の『小右記』を照らし合わせながら、道長の栄華がどのように作られたのかを追いかけた本。

    恥を忍んで告白する。
    道長は兼家の四男だと思っていた。
    実は四男には道義という人。
    この本を読んで初めて知った。自分の迂闊さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月15日

    ビギナーズ・クラシックスの『御堂関白記』と読む。

    道長がいて、一条天皇がいて彰子がいて、定子は亡くなって、伊周も清少納言も和泉式部もいたりいなかったりして、紫式部がいる時代があった、と想像するのは面白い。
    彰子を後宮にいれて、定子が亡くなってからはトントンと『我が世をば〜』になったイメージだったけ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月25日

    御堂と権記と小右記の併読ができることが利点。でも、実資の言葉で道長を考えるしかない箇所については、まだうなづき得ない。自分で道長像を再考するための材料にするには、この本と倉本さんの研究はありがたい。

    0

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