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Posted by ブクログ 2016年05月05日
親鸞続編。そうそう、受刑して北陸送りになったところなのでした。新たな宗教家が出てきて、心から迎合することは出来ないながらも、その世界観を通じて新たな境地へ、って流れ。政治との絡みとか、祈祷とかを通じ、俗世間との距離感みたいなものが浮き彫りになってきている印象。直属の弟子とか、養子とか、親鸞ファミリー...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月19日
面白くてあっという間に読んでしまった。
前回罪人として越後の国に流されたところで終わり、今回はその続きから。
相変わらず親鸞の周りに集まってくる面々の個性的で魅力的なこと。
前回ではツブテの弥七、河原坊浄寛、法螺房弁才との交流、そして黒面法師なんて悪人もいたっけ。
今回はなんだか不気味なゲドイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月19日
この巻もダイナミックな物語の展開でエンターテインメントとして面白い。新潟に移り住んでそこの地で地盤を築いていくが、まだ親鸞としての布教は始められていないし、その素地も中々作れていない。ただ、これまでと同じ様に自分の弱さを自覚しながらどう自分の目指す自分に近づけるのか、苦悩しながら真摯に生きる姿が印象...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月29日
越後に到着してから雨乞法要が終了するまで。越後出身の恵信尼が親鸞の唯一の妻女という設定。外道院や長治、鉄杖など魅力的な登場人物が出てくるがかなり駆け足気味で激動というよりも激流、あれよあれよというまに流されてしまっていて、親鸞なにやっとんねん、と突っ込みたくなる。地方に根付いた原始信仰の中に新しい宗...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月23日
越後に流されてから外道院との決着まで。親鸞とは違う正義をもつ外道院に反感と共感の混じりを覚えながらも、自分の道を貫く。念仏で人を救う。この「救う」という漠然とした言葉の捉え方、誤解と曲解により、親鸞は雨乞い祈祷の台上に赴くこととなる。念仏は法力ではないと体現しようと決死の覚悟で望むが、結局は雨が降り...続きを読む
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