井上ひさしが十年をかけて紡いだ、感動の遺作! 江戸時代、女たちが不幸な結婚から逃れるための「駆け込み寺」であった鎌倉の東慶寺。その門前に建つ御用宿の居候で、戯作者志望の青年の目を通し、救いを求めて寺に身を寄せる女たちの物語が描かれる。ただ虐げられるばかりではない。怒り、抵抗し、許し、受け入れる。名もなき人々の弱さと強さを優しい視線で見つめた井上文学の到達点とも言うべき、静かな感動に満ちた連作短篇集。著者自身による特別講義を巻末収録。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
電子版発売日
2013年06月14日
紙の本の発売
2013年05月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2017年09月29日

江戸時代、離縁を求めて寺へ駆け込む妻とその夫のほつれを解きほぐしてゆく時代物ミステリー。

映画を先に観ました。
映像美、登場人物たちの愛らしいキャラクター、起伏あるストーリーなどどれをとっても素晴らしくて、興奮冷めやらぬ思いで帰り道に原作を購入しました。

原作を読んでまた驚愕。
映画とはだいぶ違...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2017年08月03日

映画の画面がとても美しかったので、それを脳裏に描きながら読みました。改めて、短編の中のエピソードの中から、新たな要素も加えて、映画がうまく作られていたのだと思いました。
女の方から離婚を申し出ることができなかった江戸時代、最後の頼みとされた東慶寺。戯作者かぶれの医者見習いという信次郎を狂言回しにした...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2017年06月03日

映画を見て、気になったので 購入
短編集だったんですね でも こちらも面白い
信次郎さんが 頭の中で大泉さんで動いていました 本当ぴったり

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2017年03月15日

ストーリー・テラー井上ひさしの本領発揮、人情もの時代小説。夫婦やその他の人情の機微に、泣かされたり膝を打ったり。
井上ひさし本人による、巻末特別収録も読む価値あり…というか保存版です。

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2016年07月18日

映画が面白かったので原作を読みました。駆込み一件ごとの一話完結になっていて、一つ一つ、一人一人の事情がミステリー風に解き明かされていきます。優しく明るい語り口で、笑えるところも多くて、ほのぼのと読ませてくれます。お互いをとても大切に思う夫婦あり、本当にひどいことをする人もあり。映画の方は二時間くらい...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2015年08月07日

面白かった。
映画が観たいなぁと思ったんだけど、やはり本の方がわたしは好きなので^^
なかなかに楽しくもあり哀しくもあり盛りだくさんでありました。久しぶりにワァーと読みました。

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2015年06月23日

井上ひさしの『東慶寺花だより』を読み終えました。
やはり並みの小説家じゃありませんね、この作家は。

すんなりと入っていける導入部、
夫婦の機微を一枚一枚ときほぐしてゆく巧みな筋立て。
そこにあの鎌倉の四季折々の草花が彩りをそえています。
なによりも言葉が美しい、
そして、その用いようが人の息づかい...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2015年06月20日

もう、本当に本当に面白かった。
映画の原作だから、と言うことで読み始めた。。。、が、ものすごく味わい深い一冊。読むことで映画のすごさも分かるし、小説の凄みも感じる。

初めて朗読した本だった。歯切れとテンポの良い日本語を味わいたくて、休日に1人でひとすら朗読。咄家さんになった気分。
美しい日本語、筋...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2015年06月08日

舞台が鎌倉ということで衝動買い。なるほど映画の原作だったのですね。
夫婦の見本帳のような、一話完結短編集。ひとつひとつが温かく、時間をかけてゆっくり読みました。
なるほどこうやって別れれば良いのか、
なるほどこうやって仲直りすれば良いのか、
なるほどこうやってのらりくらりとやっていけば良いのか。
...続きを読む

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東慶寺花だより

Posted by ブクログ 2015年03月02日

縁切り寺で有名な東慶寺を舞台にした短編集。
縁切り寺を舞台にしているものの、全ての物語が離婚する結末ではないので、読み飽きない。

私が気に入ったのは、「竹の章 菊次」。
クスッとできる話です。

時代劇ものが苦手な人には、こういった短編集から入るのも良いかも。

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