「人間の罪」、そして、愛することと人生とは何かを見つめる短編集。

義兄と自分だけの秘密。好きだと言ってくれる同級生との微妙な距離感。そして、義兄の秘密。一人の女子高生の微妙な心の揺れを日記形式で描いた表題作のほか、年をとってから生まれた反抗期の息子に、生きることに必死だった過酷な半生を綴った手紙を渡す父親を描いた「この重きバトンを」、相手候補のデマ記事を流すなど、汚い手を使っても町長選に勝とうとする父とそれに協力する母と姉。投票日に家を出る決心をする主人公を描いた「茨の蔭に」の2作を収録。「人間の罪」を描いた短編集。

「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「自然への礼儀」を収録!

ジャンル
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
三浦綾子 電子全集
ページ数
332ページ
電子版発売日
2013年06月14日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2009年01月16日

著者の文章は読みやすく、描写も生き生きとして、登場人物たちや景色が脳裏に次々に浮かんできます。収録されている全3作品はジュニア向けに書かれたもので、特に読みやすい。今回、読むのは2度目。解説で書かれた三浦夫婦のエピソードに涙涙。やさしい人になりたいわ。

このレビューは参考になりましたか?

三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

ネタバレ

Posted by ブクログ 2009年07月24日

三浦綾子さんの初期作品3編を集めた短編集です。
 これらの作品は、三浦綾子記念文学館設立を機に、原稿を整理していたら出てきたものや、不完全なままだったものを東西奔走しながら復元したものであるらしい。特に「茨の陰に」の復元にはかなりの労力をかけたとのこと。
 
 表題作「雨はあした晴れるだろう」は義理...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2004年12月04日

3つの物語が入っているんですけど、お勧めは「茨の陰に」切ない恋物語です。自己犠牲愛で、理不尽なラストなのになぜか好き。最後まで読むと、引用されているヘッセの言葉がすごい心に残ります。純粋な気持ちになりたいときに。

このレビューは参考になりましたか?

三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

Posted by ブクログ 2013年10月30日

結局周りは変わらない、自分を変えて行くしかないと思った。汚い大人たちに囲まれながらも、主人公景子は哲也の父の言葉で目覚め、自分の人生を歩んで行こうとする姿が立派に思えた。

このレビューは参考になりましたか?