伊豆の踊子

伊豆の踊子

396円 (税込)

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旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かける。途中、旅芸人の一団と出会い、そのなかの踊子に、心をひかれてゆく。清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児意識の強い主人公の心がほぐれるさまは、清冽さが漂う美しい青春の一瞬……。ほかに『禽獣』など3編を収録。

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伊豆の踊子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    ①伊豆の踊子
    忘れ物を取り戻せた気分だ。僕には青春がなかった。なかったし、孤児的な心と世間との和解をせずに、曖昧なまま、苦しみながらこれまできた。本当にほしいものが濃くなるばかりだ。

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    Posted by ブクログ 2022年02月23日

    読んだ後の罪悪感がたまらない。罪悪感を感じてしまったことに罪悪感を感じる。しばらく、引きずってしまう。すごい自分の奥に潜んでいた動物的な本能を鏡に映し出されてしまった感じ。この作品を読んで心動かされなかった人は健全だし、幸せだと思う。恐ろしい。
    追伸・後日ユーチューブで岡田斗志男のまとめたものを見て...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月14日

     最後のお別れのシーンがものすごい寂しかったです。ずっと阿波の踊り子やと勘違いしていて、なんでかなーと考えたんですがただ阿波踊りと混ざっただけでした。

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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    「伊豆の踊り子」は、孤独な20歳の学生が、踊り子に一人旅中に出会って、素直さとか可愛らしさに触れる中で、最後は自分の心にも素直さとか温かい透き通るような気持ちが芽生えるのがいいなと思った。最後のシーンはすごいいい気持ちになった。

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    Posted by ブクログ 2021年05月05日

    『伊豆の踊子』を読んだ時、ストーリーの詳細が書かれておらず、淡々として正直あまり面白くないと感じた。文体は「〜た」の過去形で、一文も短いため、テンポよく読めるが、あらすじ読むだけで十分じゃん?と思うほどの物足りなさ。ただ作品の解説を読むにつれ、完全に自分の読みが甘かったと反省。

    まず時代背景をしっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    何度読んでも飽きないな
    立体的で絡み合った、本人さえ気づいていないような感情を平面に落とさず文字にできるの天才すぎる
    あと上品すぎてエロいこと書いてることに一瞬気付けない。

    やってることはさておき。

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    Posted by ブクログ 2019年10月23日

    この小説を両親に見られたらいけないものだと認識して、本棚の奥に隠しながら何度も何度も読み返すような少年時代を送っていたとしたら、自分はどんな大人になっていたんだろうか。
    名前は聞いたことあっても読んだことない本を読んでみようシリーズ。表題作「伊豆の踊子」には、今の言葉でいう美少女がどうしようもなく魅...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月10日

    伊豆の踊り子
    旅路や宿の情景があっさりしすぎずうるさすぎずよい。主人恋と踊り子の関係性もいきすぎず主張しすぎないところがよい。

    温泉宿
    登場人物の区別をつけるのが難しかった。多分それぞれに個性の強い群像劇。

    抒情歌
    前半はわからん

    禽獣
    時系列のずらし方が、難しくも伏線回収感。現段階では主題を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月28日

    40~50ページほどの話が4つ掲載されている。
    その中の1つが「伊豆の踊子」。

    本のタイトルは「伊豆の踊子」だけど、読んでみると最後の2つの話の「叙情歌(じょじょうか)」と「禽獣(きんじゅう)」が面白かった。
    どちらも主人公の語りが長々と続く感じで、少しだけドストエフスキーの「罪と罰」を思い出させ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月29日

    純文学。小雨の中、足袋で山道をいくイメージが鮮烈(そんなシーンがあったかは覚えてない)に残っている。自分はトータル的に作中文章を想像したイメージで憶えているんだなと書いていて思いました。

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