児玉誉士夫 巨魁の昭和史

児玉誉士夫 巨魁の昭和史

作者名 :
通常価格 977円 (税込)
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作品内容

「最近の日本政治は小粒になった」という声をよく耳にします。料亭政治も今は昔、民主党政権時代には党内実力者が若手を居酒屋に集めて割り勘で政治談議に花を咲かせたとか。いうなれば、政治を裏であやつる存在がいなくなったことのあらわれです。本書の主人公である児玉誉士夫は、そんな政治とは正反対、表に出ることなく、まさに裏舞台を縦横に駆け巡った人物でした。戦前は右翼団体の大立者として、戦後は政界のフィクサーとして、昭和という激動の時代をどう生き抜いたのか。CIA文書など、アメリカ側に残された秘密資料から、その実像に迫ります。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
380ページ
電子版発売日
2013年03月29日
紙の本の発売
2013年02月
コンテンツ形式
EPUB

「児玉誉士夫 巨魁の昭和史」のユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2013年06月25日

かつての日本人はアメリカを強かに利用する狡賢さがあった。もし、そのずる賢い日本人が負ける時があるなら、それは自らが敗れたのではなく周りの裏切りにより敗れたのだ。児玉もアメリカに尻尾を振る政治家、官僚、財界人、マスゴミにより貶められ敗れた。ロッキード事件前に倒れていたというが穿ってみれば一服盛られたの...続きを読む

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戦後昭和史の闇

mulkei 2013年04月17日

有馬教授の仕事にはいつも敬服します。本作もこれまで謎に包まれていた児玉誉士夫という人物の輪郭をかなり明瞭に描いていて勉強になりました。そして岸信介をはじめ戦後の政治のほとんどがアメリカからもたらされる秘密のカネによって動かされているという事実に驚愕します。
そして本書で有馬教授は児玉誉士夫を通じて...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

児玉誉士夫云々より、アメリカもここまでやるか…ひどいな、というのが一番の感想。児玉の考えてきた自主防衛がかなっていれば、米軍基地も無くなって、基地問題も無かったということか。竹島も尖閣も、児玉みたいな人がいなくなっちゃってグズグズになってしまったんだろうな。

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Posted by ブクログ 2014年02月12日

児玉誉士夫の歴史を追いながら、戦中の陸軍のマネーロンダリング(阿片の密売、中国での没収資産の物々交換、老朽化兵器の売却)や、戦後のCIAやG-2といったアメリカのインテリジェンスが日本の防共化のため選挙に金をばらまいて大きく関与し、時の総理を資金面で支え動かしていたことがわかる。児玉は日本の防共・自...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年05月27日

 昭和を代表する「政治プロデューサー」の評伝かと思って読んだが,そうでもないようだ。私生活等にはほとんどまったく触れることなく,戦前彼がいかにしてのしあがったかと,戦後に彼が関わった政界工作を描く。アメリカ公文書館の史料を駆使している点は特色で,これは有馬先生の十八番。

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