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「俊ちゃんは弟みたいなもの」
可愛くて、泣き虫で、母性本能をくすぐるような男の子だった幼なじみの俊一が、今は新幹線の車掌をしている。
来月結婚する可奈子は、東京のフィアンセに会うため、新幹線で東京へ向かっていた。
去年、同じく東京へ向かうため新幹線を利用した時、俊一に似てるなぁと見ていた車掌が、偶然にも本物だった。
車内で俊一から差し出された紅茶を口にする可奈子。
しばらくするとアソコから熱さがこみ上げ、下着がこすれるだけで感じてしまう。
(やだっ、どうして……。とにかくお手洗いに)
狭いトイレに入ると、いきなり後ろから俊一に突き飛ばされた。
「他のヤツに渡すくらいなら……俺のモノにしてやる」
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