小説花丸 ほろにが初恋ループ 第１話

西門 / れの子

木村圭は、大手コンビニ企業に勤める王子系サラリーマン。ある日、バレンタイン商戦のリーダー代理を急に任されることなった圭は、自分の高校時代を知る、人気パティシエの九鬼尚之と仕事をすることに。過去の自分を思い出して欲しくない圭は、「はじめまして」と初対面のふりをしてしまい!?（「ほろにが初恋ループ 第１話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.に67に収録されています。重複購入にご注意ください）

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 白泉社
• 掲載誌・レーベル: 小説花丸
• 電子版発売日: 2021年07月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[yurichitian20 · ★★★☆☆]

作者買いです。

まずはあまあままでの道筋を作る、きっかけ作りかなと思いましたけど
ちょっと無理矢理な感じがあったかな

＃切ない

[はる · ★★☆☆☆]

お仕事BLとしては…

私事ですがパティシエ溺愛攻めが好きで、あまあま大好きです。そして、いつもはまとまってから読む派ですが、たまには連載で新刊がちょくちょく出る楽しみを味わってみようとこちらを読んでみました。でも。うーん…。なんだかお仕事面での違和感が強くて、お話に入り込めず残念です。受けは大手コンビニ企画開発部門の王子様というキャラなのですが、全然デキる男感がない。受け視点なので彼のセリフも心情も読者に分かるのですが、語り口が幼く軽く感じます。周囲の同僚もミーハーな学生みたいなノリで、こんな職場では私たちがいつも食べているような美味しいコンビニスイーツはできない！と、BL以前のところでひっかかってしまいました。極めつけはお話の転機となる受けが引き起こす仕事上のミス。発端からしてええ〜？っていう感じだし、周囲の視線に対して「自業自得なんだから仕方ない、でも正直傷つく…」。は？となってしまいました。同僚がこんなだったら説教です。このお話のターゲットの読者層は社会人じゃないんだろうな…。読んじゃってすみません。いろいろ書きましたが、悪い人は出てこない（マネージャーはイヤ）優しいお話です。受けもトラウマを抱えつつ頑張る健気な人だし、攻めはスパダリ。お仕事面にリアルさを求めなければ甘々に浸れそうです。でも、気になる人はこういうところが気になるんだ！と。お仕事BLが好きなので良質なものがもっと増えて欲しいとレビューさせていただきました。