鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々

鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々

693円 (税込)

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江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第1巻。デビュー作にして絶賛の嵐だった話題作が、早くも文庫化!

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鬼人幻燈抄 のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々
    693円 (税込)
    江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第1巻。デビュー作にして絶賛の嵐だった話題作が、早くも文庫化!
  • 鬼人幻燈抄 : 2 江戸編 幸福の庭
    759円 (税込)
    百七十年後に現れる鬼神と対峙するため、甚太は甚夜と改名し、第二の故郷・葛野を後にした。幕末、不穏な空気が漂い始める江戸に居を構えた甚夜は、鬼退治の仕事を生活の糧に日々を過ごす。人々に紛れて暮らす鬼、神隠しにあった兄を探す武士……人々との出会いと別れを経験しながら、甚夜は自らの刀を振るう意味を探し続ける――鬼と人、それぞれの家族愛の形を描くシリーズ第2巻!
  • 鬼人幻燈抄 : 3 江戸編 残雪酔夢
    737円 (税込)
    安政三年(1856年)の冬、江戸の町では銘酒「ゆきのなごり」が大流行していた。相変わらず鬼退治の仕事をし続けていた甚夜は、この酒をめぐる事件に巻き込まれてしまう。そして、その渦中、16年間行方知れずだった妹の影を発見するのだが……。武士と夜鷹の恋物語、鬼の噂を追っている付喪神を使う男の登場、消えない過去との対峙――物語がさらに深まるシリーズ第3巻!
  • 鬼人幻燈抄 : 4 幕末編 天邪鬼の理
    770円 (税込)
    文久二年(1862年)。酒を巡る騒動から6年、江戸は仄暗い不安に揺れていた。討幕の動きが日に日に強まるなか、甚夜は妖刀を巡る事件をきっかけに、幕府に忠義を捧げる会津藩士・畠山泰秀と出会う。泰秀は幕府存続という目的のため、鬼を使役する武士だった。武士と鬼――滅びゆく者たちの美学を描く幕末の物語。大人気和風ファンタジーシリーズの第四巻が文庫化!
  • 鬼人幻燈抄 : 5 明治編 徒花
    748円 (税込)
    明治五年(1872年)。近代化が進む明治の世は、武士という存在を置き去りにして進みつつあった。娘の野茉莉とともに京都に移り住んだ甚夜は、昼は蕎麦屋を営みながらも、夜は相も変わらず鬼退治を生業にしていた。新時代になったものの、鬼の討伐依頼は増え続けるばかり。その陰には、どうやら「マガツメ」なる存在がかかわっているようだが……。大人気和風ファンタジーシリーズの第五巻!
  • 鬼人幻燈抄 : 6 明治編 夏宵蜃気楼
    770円 (税込)
    明治十年(1877年)。甚夜は、思春期を迎えた娘の野茉莉との接し方に手を焼く日々をおくっていた。そんな中、すっかり鬼そばの常連客になった染吾郎が、百鬼夜行の噂話を仕入れてくる。夜毎、京の町を練り歩く数多の怪異――その中心にいたのは、五年前、甚夜と兼臣が対峙して苦戦を強いられた鎖を操る鬼女だった。いよいよ災厄の女、マガツメが動き出す。大人気和風ファンタジーシリーズの第六巻!
  • 鬼人幻燈抄 : 7 明治編 君を想う
    770円 (税込)
    明治十六年(1883年)。葛野を出て実に43年、甚夜はついに行方知れずとなっていた鈴音と対峙することになった。鬼神へと至ろうとする妹との再会は、甚夜だけでなく彼の周りの人々の運命をも大きく変えることになる。人よ、何故刀を振るう――平成までの長い旅路の折り返し地点で、甚夜が出した答えとは。大人気和風ファンタジー巨編、衝撃の第七巻が文庫化!
  • 鬼人幻燈抄 : 8 大正編 紫陽花の日々
    759円 (税込)
    大正十一年(1922年)、四代目・秋津染吾郎は京都からはるばる東京へとやって来ていた。目的は、退魔の名跡・南雲家主催のパーティーに参加するため。南雲は秋津と同じく鬼を討つことを生業にしてきた一族だが、大正の世に入りきな臭い動きを見せていた。帝都・東京を舞台に、暗躍する鬼たちと人々の戦いを描く大正編が開幕! 大人気和風ファンタジー巨編、第八巻!

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鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ※ライトノベルだからと気軽に読み始めてはいけません。

    痛い目を見ます、本当に。
    えぐられた様な胸の痛み...
    まだ余韻が身体に刻まれています。

    重厚な世界観と人の想いの深さ圧倒されます。
    それぞれが与えられた責務を全うしようとしたが為に
    起こってしまった惨劇...
    胸が締め付けられました。

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    表紙の綺麗で儚いイラスト、設定、そして題名に惹かれ手に取りました。
    表紙には、神社、巫女、剣士が描かれていて私の好みドストライクです。


    想像もしなかった複雑な展開、まだ一巻であるのにその壮大なストーリーに満足しました。この先、どのようにストーリーが進んでいくのか大変気になります。

    二巻は江戸編

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    悲しい話だけど、この後どうなるんだ?
    気になるね。
    鬼とか妹とか、ちょっと鬼滅っぽいなと思ってしまった。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

     江戸から現代、闘う意味を問いながら時空を旅する鬼切りの宿命を負った男を描くシリーズ第1巻。

     私の好きな時代伝奇の要素である、剣劇、化け物退治、成長物語が詰め込まれており、すぐにこの世界に入り込むことができました。

     長い時代の序盤にあたる本巻では、主人公を取り巻く世界と人物描写が丁寧に描かれ

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

     読み初めはすごく面白くて、どんな転び方するのかなと思いました。
     しかし転んでみると、意外と単純な理由で、「ザ・誤解」って感じでした。
     あと、何気なく読むと結構重くて切ないので、悲しい系が苦手な方は注意です。

     大きくみると続きものですが、「葛野編」と書いてあるだけあって、今回の話自体はこの巻

    0
    2022年04月06日

    Posted by ブクログ

    妹を守る兄。妹と同じくらい心に残る少女。妹の想いは、少女の想いは、そして彼の想いは……
    人の心は複雑なもの、ここから何処へ行くのだろう

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    ”鬼”との戦いを選ぶことになった主人公と妹の過去が描かれる。
    特に目新しいストーリーではなく、ゾンビものや「鬼滅の刃」「ハイランダー」などあちこちの物語のエッセンスが散りばめられている。

    それが悪い事ではないし、話の骨子としてはよく出来ている。ただラブロマンス要素が強すぎる上に、作者の筆力は十分で

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    物語としては面白く好みなので、続きを読みたいと思う。けれど、ちょっと説明し過ぎな感がある。登場人物の言動で想像できる心のうちを、わざわざ言葉にして書かれると、ちょっと冷めてしまう。行間で伝えてくれれば充分なのに、そこがマイナスポイント。

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    登場人物に重すぎる試練を与えるのが、流行りなのかな。
    切ない系だとわかって読んでも、やっぱり苦しい。
    ほかにもあったでしょ、それぞれ。
    わかりあう方法が。こんな悲しい結末にしなくても。

    0
    2021年10月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代、山間の集落葛野(現兵庫県)には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。
    葛野は鉄製品、主に刀剣の産地であり、「マヒルさま」という火の神に祈りを捧げる巫女をいつきひめと呼ぶ。
    ひめは火女のことで集落の繫栄と安寧の象徴である。

    江戸の裕福な商家に生まれた甚太は、父の妹への虐待を見かねて、追い出さ

    0
    2023年07月14日

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