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人類が衰退し、荒廃した世界を舞台にしたディストピアファンタジー。
滅びゆく世界の中で、生き残った数少ない人類は、【アルコロジー】と呼ばれる完全環境施設でのみ生きることが許されていた。しかし、【アルコロジー】の機能が少しずつ低下し、人類は確実に滅びの道を辿りつつあった。そんな中、“調査技官”のチコとその弟のピノはその原因を探す旅を続けていた。
その旅の過程で描かれている、懐かしい見た目のロボットや、朽ちゆく建物と自然の調和、寂れた遊園地など、どこか切なさを感じさせる描写がこの作品の魅力です。
また、人類滅亡の道へと着実に進んでいる鬱々とした世界のはずなのに、希望を捨てず旅を続ける姉弟のおかげで温かい気持ちにさせてくれる、そんな作品です。
荒廃した世界で彷徨う姉弟の話?、なんで弟はロボットなの?と気になることはあるが最初の看護ロボットの話は普通に悲しかった
多分これからも泣ける話も交えつつ色々謎が解けていくんだろうなと思った
Posted by ブクログ 2019年08月28日
廃墟作品を検索していて辿り着いた一冊。
遠い未来の「少し不思議」ではなく「サイエンスフィクション」の方のSF。
大きな戦争を経て、崩壊したアルコロジー(アーコロジー)に鍵の素材を回収して回る調査官の物語。
廃墟となった完全環境都市を巡り、生存者・生存ロボとを探し調査していく。
人々が死に...続きを読む
読みはじめてすぐにもうこの世界へと引き込んでしまう力のある作品です。背景なども美しく、まるで、アニメ映画を見ているような感覚になります。パクりなどという悪い意味ではなく、読んでいて別の色々なアニメ作品を思い出しました。
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