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現場では優秀だった社員が昇進して管理職となったとき、陥りやすい状況がある。
「働いても働いても仕事がなくならない」「がんばっているのに成果が上がらない」などがそれだ。自分がプレーヤーだったころは良かった、もしかしたら自分は管理職に向いていないのだろうか、管理職は思ったよりラクじゃない、とお悩みのマネジャーも多いことだろう。
だが、実はそれはあなたがやるべきでない仕事をしているせいだとしたらどうだろう。
概して、プレーヤーとして優秀な人ほど、部下に仕事を任せられずすべてを自分で処理しようとしてしまうものなのだ。
管理職にとって重要なのは、仕事を「どうやるか」だけではない。そもそも「何をやるか」をきちんと把握していなければ、やる仕事そのものを間違えてしまう。パイロットに例えれば、空港を間違えて見事に着陸するようなものだ。
しかも、部下に仕事を任せないということは、あなたの仕事が増えるだけではない。部下の自主性や自立心も奪うことになり、何もいい結果を生まないのだ。
「1分間マネジャー」とは、自分はほとんど動かずに、部下を上手に動かして輝かしい成果を上げる人のこと。本書では仕事を「サル」にたとえて、それが「あなたが世話をするべきサル」なのか、「他人が世話をするべきサル」なのかと問いかける。これはなにも、ビジネスマンだけに当てはまる話ではない。本書をすべての悩める「時間がない!」人たちに役立ててほしい。
Posted by ブクログ 2014年10月06日
久しぶりにマネジメント本。
やっぱりこっちのほうが面白い。
時間管理とあるが、どちらかというと部下に任せるとは?
その一点についての説明が書いてあった。
出来ない人を引き上げるのは大変な労力を伴うが、
だからといって育てないと自分の時間が取れないし、
事業拡大もしない。
勝手に育てばいいといえば...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月14日
久しぶりに読んだビジネス書だったが、最初に惹かれたとおり僕には間違いなく良書だった。
冒頭に書かれているとおり、誰の仕事にも首を突っ込むタイプで、忙しい忙しいと愚痴ってばかりいたのだが、本書を参考に、サルはなるべく引き受けないようにしようと思った。
『人のサルを引き受けてしまうと、その人の成長の...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月20日
部下のサルを気軽に受けては駄目である。まさに…自分のことだと思われた。本来行うべき人が自由になってしまう。まさにこの愚を犯していたことが分かりました。ともするとできない部分を補わざるおえないというノルマ的な観点、やってやってるという善意的な満足に走ってしまいます。ただそれは部下にとっても会社全体にと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月23日
久しぶりに非常に示唆を貰った本。
マネジャーの時間管理について書かれていて、マネジャーが忙しくなるのはサルのせい。
最初サルってなんだ???って思ったけど読んで納得。
サルとは「次の対応」で部下からそのサルをどんどん引き受けてしまうからマネジャーは時間がなくなる。
サルは本来の飼育員に返す。そうすれ...続きを読む
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