四〇〇日ぶりに東京に帰ってきた沢崎を待っていたのは浮浪者の男だった。男の導きで、沢崎は元高校野球選手からの調査を請け負う。十一年前、八百長試合の誘いがあったのが発端で彼の義姉が自殺した真相を突き止めてくれというが……沢崎シリーズ第一期完結の渾身の大作。「世紀末犯罪事情」収録

ジャンル
出版社
早川書房
掲載誌・レーベル
ハヤカワ文庫JA
ページ数
592ページ
電子版発売日
2012年11月30日
コンテンツ形式
.book
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2018年02月12日

原氏の数少ない作品の中で、この作品が最も好きかもしれない。

高校野球と能の世界。
およそ結びつきを想像できないこの二つの世界を巡って、沢崎が孤軍奮闘する。
愛する姉を失った青年の長きにわたる心の有り様を思うと胸が苦しい。

地の文、セリフ、どちらをとっても極上の味わいだ。
これほど密度の高い文章を...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2015年01月23日

前作「天使たちの探偵」(短編集)から5年ぶりに上梓された本作!
いや~~よかった!! 
もうウルウルして「沢崎、おかえり~」なんて思いながら読んでしまいましたよん。
本書の冒頭からもおわかりでしょうが、沢崎自身、400日ぶりに東京へ戻り、探偵業に復活します。
あいかわらずのチャンドラー口調、健在でし...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2010年05月23日

事件の結末は後味悪いんですが沢崎と渡辺の結末が切なく哀愁があり満足しました。タバコの煙りと都会の渇き。やはり素晴らしいハードボイルド

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2007年05月09日

第一部完とのこと。どうやって、と思ったら、分かりやすい『第一部完』だった。個人的にはこのシリーズの中では今までの中で一番面白かった。

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2006年03月17日

やばいです!
さすが、沢崎シリーズ第一期完結長編!
トリックやら事件やらは、多少ほかの作品に比べて安易な感じは否めませんが、読み物としてはすばらしい!
それまでのシリーズに登場した人物のその後も描かれているし、錦織警部も橋爪も、要所要所をちゃんと抑えたところでいい味出してます。
これだけの人...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2018年05月16日

探偵沢崎シリーズ第三弾。今回はシリーズでも随一の人間関係の複雑さ。このシリーズは相関図を付けて欲しいところ苦笑。今回は400日ぶりに探偵業に復帰するところから話は始まる。なぜ400日振りなのかというのも後々明かされることになるが、本流の事件とは別にこちらも衝撃的な事実が明らかとなる。その事実により本...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2017年07月07日

脱線が上手い。

とある過去の自殺が、「実は他殺なのか?」という疑惑が起こる。
かつての証言者を尋ねる主人公。それぞれが抱える闇。気まずさ。ちょっとした嘘。
じりじりと浮かび上がる、誰も知らなかった真実...。

だが。

結局は、自殺だった。
さらに。

重要な秘密を抱えていそうな依頼人が夜道で襲...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2013年08月17日

4+ 

後に沢崎ものは一作出ているが、本作はこれまで続いていた因縁にケリがつくと言う意味では集大成。過去作のキャラクター達がちょいちょい登場したりするのもオールスター的雰囲気で良い。故にこれまでの作品を事前に読んでいた方がより楽しめるだろう(と言っても数が少ないのだが)。 個人的には本作の沢崎が一...続きを読む

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さらば長き眠り

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月13日

沢崎の3弾目。一応、シリーズの完結版らしい。
相変わらず洒脱な語口の沢崎だが、肉体的にも大変な目にあいつつも
真相にたどり着く様が素敵だ。
しかし、沢崎だけが分かっているような、「え?!どういうこと??」なシーンも相変わらずあって、どの辺が伏線だったのかわからないとこもあった。
恐らく、自分の読みの...続きを読む

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さらば長き眠り

Posted by ブクログ 2009年10月24日

前作「天使たちの探偵」(短編集)から5年ぶりに上梓された本作! いや~~よかった!! もうウルウルして「沢崎、おかえり~」なんて思いながら読んでしまいましたよん。本書の冒頭からもおわかりでしょうが、沢崎自身、400日ぶりに東京へ戻り、探偵業に復活します。
あいかわらずのチャンドラー口調、健在でした。...続きを読む

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