どつぼ超然
作者名 :

1巻配信中

価格 756円 (税込)

明るすぎるし、見晴らしがよすぎる。どうも死ににくい。
飄然から超然へ。爆発する自意識。世界を睥睨する町田文学の新境地。
「もはや死神にも見放されたか」
波をわけて進む舟の前方には田宮の町が見えていた。日はいままさに山の向こうに沈まんとして、
山の斜面に建ち並びその残照に輝く白い建物が墓標のようであった。
誰の? ほほほ。善哉。善哉。(本文より)

ジャンル
出版社
毎日新聞出版
ページ数
312ページ
電子版発売日
2012年11月30日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

どつぼ超然

Posted by ブクログ 2014年06月02日

今までにも増して、脳味噌をぐぢゃぐぢゃに掻き回されたような読後感。
私の脳が「余」のとりとめのない思考と、洪水のように溢れ出す
訳のわからん言葉に浸食、いや侵略されそうだ。
やばい、やばい。
うかうかしていると町田康に脳を乗っ取られかねない。
中毒性のある麻薬のような言葉は、もはや快感。
ツボすぎて...続きを読む

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2011年08月04日

果たしてこの想像力、いや妄想力を、おもしろいと言わないでなにになるのだろうか。おもしろすぎる。愉快過ぎる。ひたすら、町田さんが、すごすぎる。

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2011年06月16日

なにしろ、町田さんの文体が好きだから。好き、というのとはちょと違うかな(無論、嫌いではない、ほとんど快感)、ただ引き込まれる、と言うべきか。内容はともかく(もちろん貶してるわけじゃなくて)、文体だけで読ませる作家って、「往年の」にはいるけれど、今では少ないのじゃないかしら。それでこの本。『東京飄然』...続きを読む

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どつぼ超然

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月03日

「閑話エニウェイ」とは、やられた。

「エニウェイ」よりも、「エニュウェイ」の方が語感は良いと思っているし、そこは譲れないが、「閑話エニウェイ」という発想はなかった。やはり、センスが半端ない。

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2010年11月08日

呆れるほど不毛で、生きる活力の溢れる物語。
冒頭から、自殺を志向するという現代的な悩みを持つ主人公ながら、不可解な出来事(?)にどんどん迷い込んでしまう達人。自意識過剰なあまり300P近くの大作になるまで右往左往を続ける。町田作品の中でも、ここまで意味のなさを追求して、笑えて、力が漲る物語はないかも...続きを読む

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2015年12月23日

作者の分身?的な「余」が綴る、街の散策日記的内容。町田康の頭の中はこんなに忙しいのか、面白い。脱線しまくり言い訳しまくり。

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2013年07月14日

熱海と思われる場所に移り住んだ「余」が、周辺をうろつくという話。強烈なボケもあっておもしろい。社会の底辺のパンク歌手の物語を書くことで金を稼ぎ、とうとうリゾート地に住んじゃったプチセレブ(に見える)な自分の現状について、ちょっと複雑な心境があるのかなという気がした。

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どつぼ超然

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月06日

飄然から超然を目指す著者。俗事を遠ざけ田宮にて超然主義を唱える。人間のエゴ、人間の矛盾に疲れ自ら死にゆく場を求め渉猟する。あてどない逍遥の先にあったものは、しかし、生であった。洗練された美しい文章で人間の深奥を鋭く描く。心が浄化されたような空気にどっぷり浸ることができた。

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2012年02月01日

もーーーなんなんすか、この人ーーーー!!
面白いよ!!

十数年ぶりに町田康さんの文章を読んだ感想です。
「余」の一人勝ち。

私は本書を病院の待合場所やカフェなど、公共の場所で読んだのですが失敗でした。数ページに数回は声をあげて笑いたくなる箇所が訪れるため、笑いをこらえるのに苦労しました。

ひと...続きを読む

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どつぼ超然

Posted by ブクログ 2011年08月06日

日々、頭の中で取り留めもなく考えていることを一字一句そのまま文字に表したら
こんな感じになっちゃうんじゃないんだろうか。
所々に時流に乗った単語を入れてくるのはずるい。不意に笑ってしまう!

脳で遊ぶ
という言葉がとても気に入ったので
ネガティブな思考に陥ったら即座に思い出そう。

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