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とっても残念な中年・大黒シズオ。
40歳で会社を辞め、マンガ家を目指す姿がホントにダメで。応援する気にもならなくて。でもなんだか、気になって。
そして、シズオを取り巻く人たちもクセがあって。みんながみんな、めんどくさくって。でも気になって。
読んでるうちに「自分に正直に生きていいんだ。」って、気づいたらシズオに感化されて、勇気づけられて、そんな自分がちょっと怖くなる一冊。
私のお気に入りはシズオの娘・鈴子。しっかりもので、ダメな父を受け入れつつも、ちょっと冷たくて。愛らしい。
アクの強い人たちに囲まれて、安定感抜群な鈴子がメインで描かれた完結5巻目のラストが、この作品の集大成。じんわり、ほろっと泣けてくる。心の中で「鈴子」って、小さな声で呟いた。
まずはシズオの生き様を妙な気持ちになりつつ、1回読んで。鈴子のために2回目を読め!
絵が特別きれいというわけでもなく、キャラクターがかっこいいとかかわいいとかいうわけでもない。主人公は太った小汚いおじさんだし。でも不思議と引き込まれてしまい、ページをめくる手が止まらない。センスがあるというのはこういうことをいうのだろうか。
すごくおもしろいです。主人公のキャラクターが味わい深く、しょうもなかったりダメな部分も大いにあるけれど、人として唯一無二なものを持っていてとても魅力的でした。
Posted by ブクログ 2012年01月03日
おもしろいなー、好きだわこれ。なんとなく共感できるとこはあるんだけどね。俺はこのままでいいのか?とかそういうのって誰しもある気持ちだとは思う。なにか具体的な夢とかがあるわけじゃないんだけど漠然とした「なにか」がしたいという気持ちだけはある。でもみんなそういう思い抱えつつも折り合いつけながら生きてるん...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月31日
何を思ったか40歳にして突然マンガ家をめざすことにしてしまった
シズオ(画力なし)のことじゃなくて、作者がまだ本気出してないだけなのか?!みたいな、ものすごいシンプルな筆っぷりなのですが、
これはこれである意味完成しているというか、他にない味わいがたまらなくなってくるからおそろしい。
シズオのぐだぐ...続きを読む
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