1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。第121回直木賞受賞の傑作西洋歴史小説。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
432ページ
電子版発売日
2012年07月13日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

王妃の離婚

Posted by ブクログ 2015年10月21日

 佐藤賢一の第121回直木賞受賞作品。Eテレ「100分de名著(2013年2月)モンテクリスト伯」の指南役として登場したので、彼がどんな作品を書いているのか読んでみることにした。

 著者の佐藤賢一氏は鶴岡市生まれ、東北大学で歴史学やフランス文学を研究し、大学院の博士課程を出ているそうだ。だからこそ...続きを読む

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2015年01月16日

高校時代に世界史をとっていたこともあり、ヨーロッパの歴史はちょっと興味がある。この本は中世ヨーロッパを舞台にしているが、人物たちが生き生きと描かれており、主人公の苦悩がクライマックスに達する場面は素晴らしかった。

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2013年05月22日

佐藤賢一さんという作家の名前は知っていたが未読だった。しかしそれはとてももったいない事だった。決して取っ付き良いとは言えない西洋史を扱いながら、でも興奮のリーガルエンタテインメント。ただのお白州ではなく、フランス王家の御家騒動。他の作品も読んでみたいと思った。

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2013年03月21日

1498年のフランスを舞台に王のルイ12世と王妃ジャンヌの裁判劇を、ジャンヌの顧問弁護士となるフランソワの活躍から描いた小説。

西洋史については全くの知識ゼロで、『ルイ』という名詞意外に思い当たるものがない状態で読み始めたのですが、それにもかかわらずとても楽しんで読むことができました。

当時の法...続きを読む

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2012年11月05日

世界史が大好きだったことを痛感した。猥雑な雰囲気が、中世ヨーロッパという舞台にも合っていて、あっという間に読んでしまう。
ただし、もと恋人が死んだ理由は全く変。そんな理由で女は死なないな。それが死ぬ理由になるのは男でしょう。

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2012年10月31日

小説と言えばそれまで教科書でしかしらなかった私にとって、衝撃的な内容だった。西洋歴史モノ+サスペンス+下ネタというなかなか無い組み合わせ。小説におけるエンターテインメントを初めて教えていただいた。石原慎太郎が激賞してたそうです。

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2012年06月28日

もう、なんて説明していいかわからないほど愉快痛快爽快そして感動の詰まった一冊! 読み始めは「ちょっと難しいし、回りくどい」と思って楽しめるか解らなかったけど、中盤以降はもう最高に面白かった! 法廷劇であり、ラブストーリーであり、人生劇。拍手喝采し、浸れるところもある。

あらすじ:
15世紀末のフラ...続きを読む

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2012年02月21日

圧倒的不利な 立場から裁判を覆す場面は読んでいてすごく爽快!弁護士の力量に惚れ惚れ。心理描写も巧みで、さすが直木賞…。面白かったです。

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2011年08月15日

 日本の歴史小説ばかり読んでいた自分に、西洋の歴史小説の面白さを教えてくれた思い出の本です。

 十五世紀末のフランスである離婚裁判が始まります。原告はフランス国王ルイ十二世、そして被告は王妃ジャンヌ。キリスト教徒は離婚は認められていませんが、例外もあります。夫婦間に肉体関係がもたれなかったとすれば...続きを読む

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王妃の離婚

Posted by ブクログ 2010年12月09日

小説として、純粋に面白い!!あらすじにあるように「中世フランスの法廷サスペンス」という触れ込みだったので、歴史蘊蓄が中心の堅っ苦しい本なのかなー、と思っていたんですがとんでもない誤解でした!確かに、必要十分な中世フランスの歴史知識は書かれていましたが、くど過ぎない程度で、むしろフランス史に興味がわき...続きを読む

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