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1985年、生まれて間もないメンフクロウのひなが、カリフォルニア工科大学のフクロウ研究室で保護された。翼の神経に障害があって野生には戻せないため、研究室の助手をつとめていたステイシーが、自宅で引き取ることに。冷蔵庫は餌のネズミでいっぱい、最愛の彼は逃げていく、いろいろな騒動に巻き込まれながらも、メンフクロウの珍しい生態が愛情深く描かれる。やがて彼女自身が重い病になり、生活がままならなくなるが――。本書は著者ステイシーと、ウェズリーと名づけられたフクロウとの19年間の心温まる交流の記録。型破りで奇妙な生活の中に、動物との愛情がひしひしと感じられる感動作。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年03月06日
メンフクロウのウェズリーと著者のステイシーの愛に涙しかない。特にラストは夜寝る前に読んでしまい、ちょっと後悔した。案の定、今日は目が腫れてる……。全編にわたりちりばめられている、ウェズリーの豊かな愛情表現と、それに答えるステイシーのやりとりに、胸が熱くなった。その一方で、動物をパートナーとすることの...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月25日
保護したメンフクロウとの19年に渡る生活を綴った物語。
一般的にフクロウというと、森で静かに無く印象しかないが、この物語を通してフクロウ(特にメンフクロウ)が非常に感情・表情が豊かで知能もある動物であることが分かる。 鳴き声、目付きなど、犬猫と同様一緒に暮らしてみてこそ読み取れるようだ。 主人公...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月17日
非常に面白いです。話の展開も非常に興味深いし、フクロウに大して知恵がつくだけの本じゃない。
ときどき笑ったり、なごんだり、びっくりしたり……最後はずっとずびずび泣きながら読みました。
人間じゃないものと心を通わせるっていうことは、この本だと、努力さえすればできるみたいな感じだけどそれはステイシーさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月24日
翼を傷めたメンフクロウの雛を引き取って育てることになった女性が、ウェズリー(フクロウの名前)との19年を綴った作品。
よく知らなかったメンフクロウの生態がわかって興味深かった。本来人に飼われるような性質ではない生物を引き取って育てるというのは並大抵のことじゃないんだなあ。見てるぶんにはすごく可愛いけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月22日
ミュージシャン一族に生まれながらも、生来の動物好きが高じて生物学をこころざしたステイシー。カリフォルニア工科大学でフクロウ研究に従事していたところ、翼を傷めた生まれたばかりのメンフクロウを引き取ることになる。1985年、聖ヴァレンタン・デーのことだった。ウェズリーと名づけ一緒に暮らしはじめると、あっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月09日
生まれつき翼に障害のあるメンフクロウのオス、ウィーズリーと、彼の育ての親であり、伴侶でもあった人間の女性、ステイシーの19年間の記録。
ナショジオのメルマガで「読者モニター募集」とあったので、応募したら見事に当たった。福を呼ぶと言われるフクロウの話なので縁起がいいかも。
エッセイ風の文章がどんどん...続きを読む
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