縮尻鏡三郎(上)

縮尻鏡三郎(上)

590円 (税込)

2pt

3.4

拝郷(はいごう)鏡三郎は、もと勘定方勤めで順風満帆の役人人生……だったのだが、いささかの仔細あって、クビとなった。かつての上司の尽力あって、今は八丁堀近くの“大番屋”の元締として再就職を果す。大番屋とは、江戸の仮牢(かりろう)兼調所(しらべどころ)。持ち込まれる相談ごとは、町人の釈放嘆願から天下の将軍さまの悩みごとまで。ハテ、どうしたものか? と悩むうち、強運と顔の広さ、いや鏡三郎の能力なのか? いつしか見事解決に至る。

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  • 縮尻鏡三郎(上)
    590円 (税込)
    拝郷(はいごう)鏡三郎は、もと勘定方勤めで順風満帆の役人人生……だったのだが、いささかの仔細あって、クビとなった。かつての上司の尽力あって、今は八丁堀近くの“大番屋”の元締として再就職を果す。大番屋とは、江戸の仮牢(かりろう)兼調所(しらべどころ)。持ち込まれる相談ごとは、町人の釈放嘆願から天下の将軍さまの悩みごとまで。ハテ、どうしたものか? と悩むうち、強運と顔の広さ、いや鏡三郎の能力なのか? いつしか見事解決に至る。
  • 縮尻鏡三郎(下)
    590円 (税込)
    大番屋元締の鏡三郎の許には、町方の怪事件から老中の心配事、さらには大家の息子の縁談にいたるまで、さまざまな相談事が持ち込まれる。快刀乱麻という訳ではないのに、どういうわけか鮮かに解決する鏡三郎の評判はうなぎ登り、遂には将軍から難問を持ち込まれた。最近、長崎での交易が不振となり、赤字が続いている。どうやら、陰に薩摩藩の存在があるようだ。原因究明を命じられ、これもお役目としぶしぶ長崎へ向う鏡三郎だが、運命の出会いが待っていた……!

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縮尻鏡三郎(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月19日

    このシリーズのはじめ。
    主人公の魅力いっぱいで、しかも当時の事件やお上とのやりとりなど、丹念に史実を積み重ねた物語作りが、読み応えに重みを加える。

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    Posted by ブクログ 2013年01月29日

    内容(「BOOK」データベースより)
    拝郷鏡三郎は、もと勘定方で将来を属望されていた役人だったが、いささかの仔細あって、クビとなる。“しくじり鏡三郎”と呼ばれることもあるが、今ではかつての上司の尽力のかいあって八丁堀近くの大番屋の元締として再就職を果す。仮牢兼調所でもある大番屋では、町方から武士まで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月20日

    シリーズが始まった文庫本・・・やがて単行本に〜次男の鏡三郎は幼い頃から学芸に励み,娘が居る拝郷家の婿養子として育てられ,勘定方に登用されたが,妙な仕法書を読まされ,それが大阪で行われている違法な無尽講であると解読したら,お役を御免となった。家付き娘は女児を生んで他界し,解読を依頼した三枝能登守は私設...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月10日

    佐藤さんには他に「物書同心居眠り紋蔵」シリーズがあるのですが、どこか似た雰囲気があります。
    どちらも冷や飯食いで、飄々としていながらどこか一本芯が通っている主人公を立てています。この作者の好みなのでしょうが、それがなかなか良いのです。
    分類すれば「捕り物帳」でしょうが、ただただ岡引が活躍したり、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月26日

    第一弾上
    元有能な勘定方、幕府内の事情で大番屋の元締めに左遷、しかし幕府内にも後ろめたさがあり、?
    町方から武士まで、色々のもめごとの依頼を解決して行く
    基本的に短編集だが、関連は続いていく

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    Posted by ブクログ 2009年12月09日

    縮尻は「しくじり」と読むそうです
    江戸時代、お役をしくじった侍につけられるあだ名
    その後大番屋(簡易牢獄みたいなもの)の元締めにおさまった
    拝郷鏡三郎が、種々雑多な相談事や厄介事に巻き込まれ
    奮闘する・・・

    うーん、1編が短い連作だから読みやすいかな

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    佐藤雅美を初めて読む。
    連続のテレビドラマ仕立て?
    はまるというほどでもないような。
    下巻まで読んでまとめて感想を書くことにする。


    作成日時 2007年05月09日 21:40

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