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Posted by ブクログ 2022年05月01日
日本で生きていく上での生きづらさを「世間・日本語」というものから紐解く名著。
日本語が備える曖昧さや日本社会における未熟的0人称による“世間”というものの構造を解き明かした上で、1人称で生きていくこと、さらに、超越的0人称になる行程を深い考察で書いています
本書を書くにあたっての作者の苦労は本当...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月06日
一言でいうと
【自分を取り戻す手法と取り戻した人を知れる本】
私は、泉谷閑示先生の本に随分傾倒して4冊目として手に取りました。変わらず抜群によかった。
泉谷閑示先生の、日本語というより、日本で使われる言葉が如何に「察する」「同調主義」「ムラ特有」の垢が纏わりついているか鋭い指摘が爆発します。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月05日
決して読みやすい本ではない。
でも副題にる「日本語」と「個人主義」について非常に腑に落ちる解説をしている。
日本人のもつ特性が見事に表現されていて
「みんなが言うから」「私はいいんだけど」と 都合よく自己を消し去ってゆく人々に 恐ろしさを感じてしまう。
ちょうど同時期に読んだ重松清氏の「きみの友だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月12日
日本人と欧米人の違いを、言葉の使い方から知ることができる本。個人と社会というのは、日本古来の言葉でなく、翻訳された言葉というのが驚きだったが、なるほどと思えた。
[private]
以下注目点
・もともと乳児の時から母親とは別室に寝かされ、親子といえども別の人間であるということを痛いほどすり込まれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月24日
日本人が自分というものを確立させがたい社会をつくり、そこに生きていることを、日本語の主語のなさや世間・みんなとの同質を基本としたコミュニケーション、察しと聴き手責任など、言葉から明らかにする。
個人として立ち、そうしたコミュニティに違和感を感じること、しかしまともに対立するのではなく、同調しないこと...続きを読む
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