天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。両親の突然の死、そして、慈しんでくれた祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を発揮してゆく。苦難を乗り越え、凜として生きた娘の感動長編!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2012年08月03日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ
  • ほうき星 上
    通常版 1巻 669円(税込)
    天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっ...
  • ほうき星 下
    通常版 2巻 669円(税込)
    亡き父・黄泉から受け継いだ天分を発揮し、さちは絵師としての才能を見せる。しかし、祖母・こよりに託された珊瑚商いへの思いも捨てきれない。そんな揺れる心に、いつしか幼馴染みの幹太郎への思いが高ま...

ほうき星 上

Posted by ブクログ 2012年04月05日

上下巻だけど長く感じなかった。むしろ、ラスト近くは展開が早くて不満が残る。土佐と江戸に戻っての舞台では絡ませられるエピソードに不自由はなかったと思うが。途中、他の作品でも見たような騙りを除けば情の深い善人ばかり、出来すぎであっても江戸人情物として十分に楽しめた。今まで読んだ山本作品では一番好きな作品...続きを読む

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ほうき星 下

Posted by ブクログ 2012年03月21日

奇しくも3.11の日持って出勤。不安な中で腹の底から湧きあがる勇気を貰った。一力節にはいつも助けられてきたが、もはや「御守り御札」レベル。

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ほうき星 下

Posted by ブクログ 2018年08月08日

さちの成人になった後の展開ですが、立派な絵師になったかたわら、祖母との約束で珊瑚商を行う覚悟を決めたり、結婚するかどうかなど、取捨選択をどうするか?意思決定をしなければならず、さちの揺れる女心であったり、それを支える深川や土佐の粋な人たちとの交流が、さすがの山本一力ワールドで良かったです!
やっぱり...続きを読む

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ほうき星 上

Posted by ブクログ 2018年07月25日

まさに山本一力の深川を舞台にした江戸時代物小説の真骨頂と言える作品ですね!
深川ともう1つ山本一力の故郷である土佐の話も絡めて主人公のさちを中心に、さちの不遇な幼少期の境遇を親戚家族や深川の心優しい粋な人たちが皆で支えて、その気持ちをしっかりと汲みとったさちが大人としても人間としても成長していく様が...続きを読む

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ほうき星 下

Posted by ブクログ 2014年10月18日

あまり遠くへ出張に行かない僕はシンガポール〜香港でも充分長く感じるのですが、CXはいつも満席。PC開くのも不自由するから、最近は諦めてひたすら読書。今回も往復ちょっと+αで4冊行けた。
で、山本一力。江戸ものだとやっぱり僕は一番好き。出身が高知なので土佐と江戸が交錯する作品がいくつかある中のこれもひ...続きを読む

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ほうき星 上

Posted by ブクログ 2014年08月10日

ほうき星って・・・彗星のことです。

天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝きました。
凶運を連れてくると思われるほうき星が江戸・深川の空を流れたその夜、
気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、
玉のような女の子さちが生まれました。

さちの住む深川のご近所の鮮魚や...続きを読む

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ほうき星 下

Posted by ブクログ 2012年10月20日

山本一力さんの作品は何冊か読みましたが、これは読み出しで“微妙かな・・・?”と思いました。でも読み進めていくうちにどんどん面白くなり、結局夜中の3時までかかって上下巻を読んでしまいました!

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ほうき星 下

Posted by ブクログ 2012年01月14日

恋を取るか、仕事をとるか
江戸の時代の、魚屋の男性と絵師の女性が所帯をもつにはなかなか厳しいのがありそう。今でも少しはあるかもしれない。自分の生き方を探し続けるさちに感心する。江戸から土佐への長い船旅に時代を感じる。大地震の江戸へ帰るのに何日もかかる。救援物資が届くのにも今より大変な時間がかかったの...続きを読む

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ほうき星 上

Posted by ブクログ 2012年01月13日

両親を亡くしながらも、周りの人びとに支えられて生きていく さち。
父親と同じ絵師の道に進む中で、師匠の教えを大事にしているのが良くわかる。
あまりに良い子過ぎる気がするが、一人の女の子がどう成長していくか楽しみになってきた。

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ほうき星 上

Posted by ブクログ 2012年01月11日

面白かった。安心して読める。

江戸の生活が生き生き描かれている。

大店の主人のあり方、長屋での付き合い方、深川っ子の粋、修行のあり方、今にもつながるなぁなんて感じ、とても良いです。

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