天鬼越―蓮丈那智フィールドファイルV―

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作品内容

鬼無里(きなさ)が、消える……。民俗学者・蓮丈那智(れんじょうなち)と助手の内藤三國(みくに)は差出人不明のメールを受け取り、かつて訪れたH村に思いを馳せる。5年前、鬼の面をつけ、家々を練り歩く神事の最中、殺人事件が起きたのだった。誘(いざな)われるようにふたたび向かった村では、ある女性が待っていた――。著者急逝から6年、残された2編と遺志を継いで書かれた4編を収録。歴史民俗ミステリ、堂々たる終幕!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2016年09月30日
紙の本の発売
2016年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

天鬼越―蓮丈那智フィールドファイルV― のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年10月16日

    浅野里沙子さんが引き継いた蓮丈那智はこれまでの蓮丈那智と確かに違うけれど、それでもこうして私たち読者の前に現れてくれたことが心底嬉しい。心からの感謝を。

    日本で最も美しく、凛々しく、聡明な民俗学者の最後のフィールドワークの記録。これを読み終えたら本当に最後になってしまう。そう思うとなかなか読み進め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月01日

    民俗学者・蓮丈那智を主人公とするミステリの5作目です。今回は1~3作と同じく短編になっています。北森鴻氏と浅野里沙子氏の共著となっております。全6編のうち2編が北森氏、4編は浅野氏が書かれています。民俗学上の謎と調査過程で起こった事件の二重の謎が解かれていく様子は、ハラハラします。また、浅野氏が執筆...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月17日

     蓮杖那智シリーズの短編集。
     浅野氏との共著になります。

     話の流れというか、オチにいたる、ところはわかりやすい。
     まぁ、これが短編だからなのか、結局のところ北森氏ではないからなのか、曖昧。
     
     が、なんとういうか…。
     前の長編の共著の時はミクニの立ち位置が微妙だと思ったのだけど、今回は那...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月16日

    本当に最後の蓮丈那智シリーズ。やっぱり短編の方が個人的には好きだな、と。特に最後の『偽蜃絵』がパッと読めてそんなに暗くなく好きでした。

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    Posted by ブクログ 2016年09月14日

    那智先生がよくしゃべる。
    これが、浅野版の作品を読んだときの率直な感想です。
    思考は直感に近い飛躍で、論理、理屈は、跳んだ結論をほかの人にも分かるように導くガードレールみたいなものだ、って確か森博嗣さんがおっしゃっていた(か、犀川先生あたりにしゃべらせていたか忘れました)ような気がします。
    北森版の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月10日

    これが、本当のお別れなんだろうな、と。

    まだたくさん、モチーフとして取り上げてほしいことはあったのになぁ、と残念に思います。

    でも、やはり作者がなくなった以上、これ以上を求められないわけで、今回刊行してもらっただけでも、ありがたいこと。

    ドラマ化、そう。しましたねぇ。
    木村多江が那智で・・・。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月16日

    本当のラスト。終わり方もよかったんじゃないかと。何を偉そうに、ってことですけどね。

    補陀落渡海とかなぜか自分に取ってタイムリーなことでもあったので、おもしろく。

    いずれにせよ、シリーズ全話、楽しみました。

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    Posted by ブクログ 2016年10月28日

    うーん、浅野さんだと癖があまりないせいか、やっぱり違うなぁと。
    邪馬台みたいに取材メモがある上の書き足しはともかく、一からは悪くはないけどすごく惹かれもしない無難なまとまり方になってる印象。
    なので「暁英 贋説・鹿鳴館」の完全版が出たら買いたい(笑。
    月末に出る狂乱廿四孝/双蝶闇草子も後者が未完成な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月19日

    苦手な短編。読むと鬼無と奇偶と残りの作品との違いが顕著。北森作にくらべて浅野作はアクがなくて万人向きでかなり軽いし、登場人物の心情などにかなり重きを置いている印象、特に内藤の性格や扱いが違うのが面白い。私の個人的な好みでいうと、ドラマ性がアップして面白くなくなった感あり。合掌。

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