苦役列車

苦役列車

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作品内容

友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている十九歳の貫多。或る日彼の生活に変化が訪れたが……。こんな生活とも云えぬような生活は、一体いつまで続くのであろうか――。青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と痛飲、そして怨嗟と因業を渾身の筆で描き尽くす、平成の私小説家の新境地。

ジャンル
出版社
新潮社
ページ数
147ページ
電子版発売日
2011年07月01日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

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苦役列車 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年06月13日

    文章が作者の云う「藤澤清造」の歿後弟子からか、古風で漢字、語句の意味が良く分からず辞書のお世話になってはじめてスッキリ。疲れましたよ。

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    Posted by ブクログ 2015年06月16日

    こういう救われない話は好きだなー。その先に何があるのかは分からないが、報われない中で必死に苦悩し、そのレベルでもがく主人公の姿っておどろおどろしくも清潔だ。清廉ですらある。汚い思想がこびりついた決して報われることのない人間性はもはや如何ともし難く、芥川賞受賞もなるほど頷ける。人間失格よりも表層でばた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月27日

    主人公は日雇いの労働で煙草と食事と酒と女を刹那的に得ている。そんな主人公の心を記した小説。短編ではあるが、男の苦悩が実に良く表されている。私小説なので著者の体験が生かされているのであろうが、それが的確に文章として表現されている。芥川賞の選評には「読者を辟易とさせることに成功している」なんて書いた者も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月18日

    さぞ癖のある小説なのだろうと思ってた。
    芥川賞だし、テレビで観る著者の西村さんはキャラが濃そうだし。
    覚悟して挑んだのに文章は驚くほど読みやすかった。
    少し古風な言葉や漢字使いは中卒というコンプレックスの表れなのかな。

    世の中を呪って僻んで劣等感だらけの人間が、その負のエネルギーを
    創作物や芸事に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    芥川賞作品なので読んでみた。表題の「苦役列車」は様々な書評の通り、日雇い労働者のその日暮らしを描いた重苦しい作品。救いもなく、共感もできず、読んでいて苦役だった(まあそれば狙いでもあるのだろうけど)。一緒に掲載されている「落ちぶれて袖に涙をふりかかる」の方がユーモアもあり、共感できた。「苦役列車」と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月22日

    144回芥川賞受賞の西村賢太代表作。

    私小説というジャンルはあまり馴染みがなく、せいぜい古典と言われるような作品で読んだくらいでしょうか。
    小説の良さの一つに、人生を疑似体験できる、というようなことをよく言いますが、それを一番感じることが出来る形態だと思います。

    貫多の、抜け出せないドロドロした...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月18日

    先に映画版をみたのだけど、人間のクズ貫太はやっぱりクズだった。
    小難しい言葉がよく使われているが、なんだかコミカルに悲哀が感じられて、話はおもしろい。

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    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    自分も貫多と同じ側の人間だ。ここまでゆがんじゃいないけど。リアルな私小説。リア充共には受けないんだろうなあ。

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    Posted by ブクログ 2013年05月06日

    ☆は4つ。 たとい芥川賞受賞作でも☆5つはちぃーとむづかしいのであった。

    著者西村賢太19歳の頃の出来事を『曩日北町貫多の一日は・・・』という書き出しで綴り始めている。こういうとってもむづかしい、というかその昔は文語体としてのみ使っていた言葉をあちこちに散りばめて西村賢太の私小説は造られている。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月04日

    小学校を転校することになったとき、訪ねてきたり、手紙をくれたりするクラスメイトはひとりとしていなかった、というところが何故かとても印象に残った。読み終わって、西村賢太さんが芥川賞を取れて、ほんとによかったなぁと思った。

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