キッチンが呼んでる!

キッチンが呼んでる!

1,485円 (税込)

7pt

3.4

おいしいの伝道師、初の小説!

訳あって一人暮らしを始めた女性が、調味料や食材を揃えていきながら自炊と一人のごはんを楽しむ様子を描く。引っ越して三日目、宅配便でオーブントースターが届く。仕事に没頭し、気が付けば夜八時。買い物に出かけた彼女が、夕飯として購入したのはハムレタスサンドと肉まんだった。帰宅した彼女は、新居で初めての「料理」をする──。食に対するストイックなまでのこだわりを見せる日もあれば、ファストフードを堪能する日もある彼女はいったい何者なのか。簡単でおいしいレシピや食の豆知識も身につくフード・ラブ・ストーリー。料理人、飲食店プロデューサーとして活躍しながら、さまざまな食情報を発信する“ナチュラルボーン食いしん坊”の初小説!

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キッチンが呼んでる! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    イナダさんのミニマルレシピと文章の大ファンです。小説を書かれているとのことで発売を楽しみにしていました。
    ちょっとずつ大事に読み進めながら、20年近く前にハマりにハマっていた(そしてスッパリ足を洗った)菊地成孔さんの「展望レストラン光峰」がときどき脳裏に浮かびました。
    令和版、30代?アラフォー?

    0
    2022年11月24日

    Posted by ブクログ

    なるほど。料理人の作家さんなのか。
    最初はパンを焼いてジャムを塗るとか、ご飯を炊いて海苔の佃煮…とか言ってたので、簡単だけど美味しいご飯みたいな事かと思っていると、料理はだんだん本格的になってくる。そして美味しそう。
    読んだ後、この作家さんの料理本も検索してしまった。

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    作り方、食べ方に対してのこだわりがイメージする堅苦しいものではなくこんなにも自由でいいのかとワクワクしながら読んだ。
    試してみたいと思えるアイデアがたくさんあった。


    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    引っ越したばかりの主人公が、荷物を片付けつつ毎日、頑張らない料理をこしらえていく。
    何気ない料理のコツが勉強になる。
    途中からラブ的要素も加わって読みやすく、ちょっとした料理の知識が増える。
    作者のはじめてのストーリー本。勝手に男性が主人公だと思って読み続けていたが、意外にも女性だった。

    0
    2024年02月06日

    Posted by ブクログ

    料理すること、それを食べること、日常すぎてあまり気にも留めないそのいちいちに言葉が吹き込まれていて、深く首肯するばかり。面白いね、ことばって。

    0
    2023年08月23日

    Posted by ブクログ

    どんなレシピ本より簡単でわかりやすいフード・ラブ・ストーリー。

    主人公は30代の女性フリーライター。
    同棲を解消しアジトと呼ぶ殺風景な部屋で一人暮らしを始める。

    部屋に積み上がった段ボール箱を片付けるわけでもなく彼女の生活は淡々と始まった。

    レンチンしたレモンを絞って作る簡単ポン酢や、どんぶり

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ご飯好きなので面白かった〜!
    ご飯つくりたくなった
    生きることと食べることは強く結びついている というかほぼそのもの
    食を豊かにすることは人生を豊かにすることだなと思った
    と同時に食は生きた軌跡だなともおもった
    おろそかにすることもあるけど、大切にしていきたい

    そしてこんな小説を書けるようになりた

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    食べ物を作る描写が素敵でお腹が空く本だった。こんなふうに自分が食べたいものを手早く作るって素敵だなぁ

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サバランの食べてるもので人がわかる、みたいないい方を思い出しながら読んだ。こういう時に原典に当たりたくならないのがこの話のいいところかも。

    0
    2023年02月03日

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