藤井聡太、史上初、10代四冠達成!
「iPS細胞という新技術をいかに多くの患者に届けるか」をミッションとする研究者。「数字・記録よりも、自分自身としてどこまでも強くなりたい」と語る棋士。
研究者と棋士。分野は違っていても、過酷な競争の世界で最前線で前人未到の挑戦を続けるふたり。彼らの日常の準備、学び方、メンタルの持ち方、AIとの向き合い方・・・。
日々努力を続けるすべての人へ贈るメッセージ。
【内容】
第1章 限界を自分で決めない
コロナ禍で自分を見つめ直す
雨に文句を言っても仕方ない etc.
第2章 今できるベストを尽くす
決断することが大切
集中力の源は体力にある
将棋の魅力とは etc.
第3章 自らの可能性を広げる
発想力と経験値
脳細胞を若返らせる
自分の専門分野に閉じこもらない
発想のチャンスは身近にもある
第4章 負けから学ぶ
負けたところからどれだけ学べるか
悔しがる力
相手が誰でも意識しない
プレッシャーを解消する方法 etc.
第5章 AIが常識というブレーキをはずす
きわどいところを踏み込んでいく
人間がAIから学ぶ時代
AIで自由度が上がる
人間だけが持っている能力 etc.
第6章 強くならなければ見えない景色
人生何が良くて何が悪いかわからない
強くなるための方法論
ビジョンを見失わないこと etc.
Posted by ブクログ 2022年05月28日
棋士の藤井聡太さんと山中伸弥さんとの対談本。お二人はもともと面識があったようです。
対談の最初のほうは山中先生ばかりが話してましたが、中盤くらいから藤井さんも話すようになりました。
藤井さんはAIをかなり活用して強くなっている棋士で、「将棋ではこれまでずっと強くなるための方法論があまり確立されてこな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
異業種で結果を出している二人の対談。
最初の方は?山中さんの熱量が凄くて藤井さんが少し冷めているように感じたのですが、それは元々棋風でもある冷静さの現れなのかなと読み進めるうちに改めることに。
「AI」の活用などの話にもなり、新しいことを取り入れる、試してみる、ということの大切さ、素晴らしいさを二人...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
将棋 20代半ばから30代が実力的なピーク
常に違う局面になるので経験はそのままの形で生きてこない
研究者 発想と経験を合わせてピークは40くらい?
どうして歳をとるのか?
植物は万能細胞だらけ
将棋とAI
AIを教師として判断 人間とは違う価値観、感覚で自由度が上がる
AIは答えの理由...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月18日
今ある状況で自分が何ができるかということ。やはり目の前のことに集中してやるしかない。
藤井氏は将棋の研究を違った目線で見直すことができたという。山中氏も勉強できる時間が増えたと言う。
柔軟に対応することがパンデミックに対してはとても大切。この対応で、海外との差が広がってしまった。しかし、この教訓を...続きを読む