かすてぼうろ~越前台所衆 於くらの覚書~

かすてぼうろ~越前台所衆 於くらの覚書~

1,870円 (税込)

9pt

4.3

関ヶ原前夜。東西勢力の境目に位置する越前もまた、混乱のさなかにあった。山深い田舎で育った十三歳の於くらは、越前府中城の炊飯場で下女働きを始める。ある晩、一人夜中まで働く於くらのもとに、城仕えと思しき初老の男がつまみ食いをしにやって来る。於くらの作った夜食を美味そうに頬張るその男は、なんと城主・堀尾吉晴だった。吉晴に料理の才を見出された於くらは、持ち前の機転と思いやりで、人々の心を動かしていく――。

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かすてぼうろ~越前台所衆 於くらの覚書~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月01日

    人に寄り添う食事を目指す於くらさん、その秀でた才能を見い出し、一線を画し支える殿堀尾、見守り愛する三郎、そして、於くらを包丁役にして育て天下人の心まで動かす料理人にした秀康、料理ひとつを題材にそれぞれの登場人物の個性が交差し、味覚と物語を楽しませてくれました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月02日

    かすてぼうろの謎解き、於くらの料理に対する熱意、於くらと三郎の恋愛の素晴らしさ歴史好きにもうれしい読みやすさ料理の覚書への情熱これら全てを読んで心ふるえ感動しました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月22日

    今の福井県が舞台。
    料理がうまい少女が武人の台所を任されるまで。
    そこを統治した、堀尾吉晴〜仏の茂助とあだ名される殿様。そして次に統治したのは家康の子でありながらその波瀾万丈な生き方運命がクローズアップされる結城秀康。

    二人の殿様に支えて、農民が平和に暮らせる世の中になるよう、料理人としての闘いが...続きを読む

    0

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