あのころなにしてた?

あのころなにしてた?

1,430円 (税込)

7pt

感染者数の増減に一喜一憂したりと深刻さと楽観視がくるくる入れ替わる心理状況は、まるで洗濯機のなかで洗浄モードと脱水モードが繰り返され、生地がすり減っていく洗濯物みたいだ――。コロナ禍による創作への思わぬ影響、家族との生活の変化、めまぐるしい世界の動きを、パンデミック収束への願いをこめながら綴った2020年の日記。

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あのころなにしてた? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月29日

     綿矢りささんの初めてのエッセイ。あのころなにしてた?、、あのコロナにしてた? タイトルから気が利いている!
     元々綿矢さんの小説は好きだったけれど、こんな日記を読んだら、ご本人のことも好きになってしまう。文体は落ち着いているけれど、ユーモアがある。コロナ禍、私が言語化できずにぽやーっと思い巡らして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月29日

    作者も書いているが、まさかコロナにここまで翻弄されるとは思わなかった。2020年には、まあ、しばらくしたら落ち着くだろうと思っていたが、いまだにニュースはコロナ一色。自分がこの2年で感じていたことは、自分だけの感覚ではなかったのだと、少しほっとした。

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    Posted by ブクログ 2022年06月20日

    コロナ禍の生活のエッセイ。エッセイなのだが、文章が論理的。寝ながら読めないのはたまにキズだが、鋭い分析を楽しんだ。

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    Posted by ブクログ 2022年05月30日

    2010年の始めから、コロナ禍が広まっていく日々を日記の形で辿っていく内容だが、著者が感じていることは私を含めた多くの人たちとリンクする部分が多々あり、楽しめた.ほんの少し前のことだが、記憶にあることと全く覚えていない事柄もあり、面白かった.2021年版や2022年版が出てくるの期待していますと、著...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    ザ・コロナ禍1年目の日記。
    「私もこういうことを考えたり、こんな日常をあの頃は送っていた」と近い雰囲気で思い出させてくれた。
     毎日20分前後、1週間で読み切れる量で、どちらかと言えば、粛々・淡々と書かれているので薄い内容と思わせられるかもしれないが、大きいフォントで厚みがある装丁よりは、薄く軽いこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月19日

    とにかく本の表装が可愛い。内容もコロナ禍での日記みたいな感じで、「そうそう」「私だけじゃなかったのか」と共感が盛りだくさん。あと、やはりさすが作家さん、何気ない日常の文章なのだが表現が素敵でうまい。(当たり前か)あと、意外な発見として綿矢りささんは絵がお上手。

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    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    緊急事態宣言、手にしみる消毒液、「すぐには家を見せられない」リモートワーク・‥。綿矢りささんが過ごしたコロナ禍の日々を、ユーモラスな直筆イラストと共に描いたエッセイ。コロナ禍を振り返りながら、失ったこと、得たものについて触れた11ページに渡るあとがきも必見です。

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    Posted by ブクログ 2023年08月18日

    ほんの数年前のことだけど、私も同じようにひとつひとうのことにドキドキしていたなぁと思い返しながらページをめくってました

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    Posted by ブクログ 2023年08月10日

    コロナ禍初期の頃を追体験できる本
    もうすっかり忘れてるようなこととかもあって、時の流れを感じる
    大好きな綿矢りささんの文章で思い出せるのはありがたいことだ

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    2020年1月5日から12月3日までの生活を綴った綿矢さん初の日記に、2021年の最新の心境を記したあとがきを加えた作品。

    親族とのスキー旅行、四歳になる息子さんとのツーショット写真から始まる日記だが、その後は当然コロナ禍での生活が中心に記されている。

    毎日、朝刊で感染者数の増減をチェックしては...続きを読む

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