完璧な病室

完璧な病室

作者名 :
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作品内容

弟はいつでも、この完璧な土曜日の記憶の中にいる--病に冒された弟との日々を描く表題作、海燕新人文学賞受賞のデビュー作「揚羽蝶が壊れる時」に、第二短篇集「冷めない紅茶」を加えた、かぎりなく透明で瑞々しい最初期の四短篇。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公文庫
ページ数
243ページ
電子版発売日
2011年03月18日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

完璧な病室 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2018年03月08日

    小川洋子さんの最初期のお話たち。
    とても好きだ…と思いました。
    生きていくことの残酷さとグロテスクさ。
    放っておいたら汚物になるものを食べて生きている、というような一文がすとんと心に落ちてきたので、小川ワールドに入り込み過ぎていると感じました。
    それぞれの形で少しずつ壊れていく登場人物たちに、静けさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月24日

    短編集。「ダイヴィング・プール」の彩が昔の私の行動パターンと心理パターンをなぞりすぎていてぞっとした。
    弟に謝りたくなった。

    難病の弟は完璧な病室にはいなく、ワーカホリック気味に働いておりますが。

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    Posted by ブクログ 2012年11月16日

    この作家の初期の作品集。
    表題作。
    揚羽蝶が壊れる時
    冷めない紅茶
    ダイヴィング・プール
    の4作。
    独特の比喩表現は、初期にも出ている。
    今現在のスタイルの基礎が見られる良書だと思う。

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    Posted by ブクログ 2020年04月19日

    表題作の「完璧な病室」での姉と弟の永遠に近いような場面場面が印象的でするりと喉の粘膜に張り付いて溢れないでいるようで素敵だった。そうしてこれは短編集なのだが「ダイヴィング・プール」の主人公の奥底にある不可思議な悪意のような悪戯が最後の瞬間に崩れる時に、主人公は純に対する想いの入り口のなさを悟る。どの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月06日

    2008年11月14日~15日。
    「完璧な病室」「冷めない紅茶」は面白かった。「ダイヴィングプール」はいまひとつ。「揚羽蝶が壊れる時」はちょっと冗長に感じた。

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    Posted by ブクログ 2016年04月20日

    短編集,2編
    死に向って透明な感じになっていく弟を,静かに見つめる姉の不思議な感覚がこの世に生きてないかのようだ..そして,吃音のあるS医師の孤児として実の親に育てられたというエピソードに,なんという残酷なことかと,心が締め付けられるようだった.

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    Posted by ブクログ 2015年07月26日

    小川洋子さんの初期作品です。
    静謐な文章と称される通り、常にどこかこの世の一切から身を引いたような雰囲気を感じます。
    執拗にすら感じられる細やかな表現は、人によってはしつこく感じるかもしれません。
    小川さんの感受性の豊かさそのものである風に感じます。
    ストーリーというより、その表現を楽しむお話たちだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月16日

    時間を忘れて読み耽るような面白さがあるわけではないのに、いつの間にかこの作者の紡ぎだす世界に引き込まれてしまっている・・・。気持ち悪いくらいに生々しい描写も、静謐で透明な描写も、文章を読んでいる途中には素通りしてしまうのに、後からじわじわと沁みてくる・・・・うまく言葉で表せない不思議な感覚を感じます...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月05日

    主人公の女性の心の闇が伝わってくるようで、苦しく辛くなった。
    精神を病み、強盗に殺された母、母の異常を恐れ離婚した父、残り僅かな命を静かな病室で全うしようとする愛しい弟、多忙すぎて午前3時にしか会えない夫。
    彼女にとって、病室以外のものは全て汚れた有機質を含むものであり、大きなダストボックスに放り込...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月26日

    小川洋子さんの本は沢山読んでいるのに、この処女作が収められた完璧な病室はまだ読んだことがなかった。
    最初の作品だから、読む前は雰囲気や読みにくさとかあるのかと思ったけど、違った。
    小川さんらしさ、寂しい感じ、残酷な感じ、グロテスクな感じがあり、入りやすかった。
    完璧な病室が1番良かった。なんだかもの...続きを読む

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