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1月9日

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『サムライソルジャー』『日本史の謎は「地形」で解ける』の2作品です。

  • 現代日本の『キングダム』

    • サムライソルジャー 1

      サムライソルジャー 1

      山本隆一郎
      集英社
      全27巻
      500円(税込)

      アツイ漢(おとこ)度

      本作は、渋谷統一を目指すギャング達の抗争物語。主人公は2人。1人は体格が良く、組織には属さないアツい男。そしてもう1人は最強のギャンググループを束ねるカリスマ。

      「これって、池袋ウエストゲートパーク!?」と思ったあなた!そんなことはありません。むしろこの物語、マンガ『キングダム』のようなアツい男たちの「信」と「義」に溢れた物語なんです。

      本作に登場する若者たちは、それぞれが不完全でありながらも、自分の信念を曲げることやチームを見捨てることを良しとしません。例えば、友人が悪しき道へと歩むのを決死の覚悟で止める者がいれば、先代から譲り受けたチームの看板をボロボロになりながらも守る者だっています。

      マイルドヤンキーなんて言葉も流行っている世の中だからこそ、男たちが信念のために闘う姿には、心打たれます。(書店員・アンコウ)

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  • このウンチク、きっとためになる!

    • 日本史の謎は「地形」で解ける

      日本史の謎は「地形」で解ける

      竹村公太郎
      PHP研究所
      1~2巻
      650円(税込)

      納得の日本史度

      『養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!』 権威にまるきり弱い私。

      「奈良⇒京都⇒江戸と遷都がなぜ行われたのか」
      「なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたのか」
      「なぜ脆弱な土地の福岡が巨大都市となったか」
      権力者のお気に入りだったとか心情的な理由によるものではなく、地形学の専門家である著者が、そっと極上の裏話を教えてくれます。物凄く、誰かに話したくなります。ただ女子にはそれほどウケません。

      個人的には、16章「なぜ大阪には緑の空間が少ないか」に目から鱗。これまで非関西人から「大阪は緑が少ない」と言われても、ふるさと愛ムキ出しに否定してきましたが、いやいや非常に納得のいく理由が書いてありました。認めます。少ないです。ざっくり理由を言うと、誇り高き庶民の街だからなのですが、詳細は読んでからのお楽しみ。
      (書店員・ラーダニーバ)

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