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10/24(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『深夜食堂』『男ともだち』の2作品です。

  • 客のワケあり話とB級グルメをつまみに一杯いかがですか?

    • 深夜食堂(1)

      深夜食堂(1)

      安倍夜郎
      小学館
      1~17巻
      756円(税込)

      居酒屋に寄りたくなる度

      深夜12時に開店。メニューは4品しかないけれど、食べたいものを注文すればマスターが作ってくれる歓楽街の端にある小さなお店「深夜食堂」。ドラマ化で既にご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
      ここには毎晩、個性豊かで、職業もさまざまなお客たちが集まってきます。例えば、ヤクザやストリッパー、ゲイバーで働くニューハーフ、OLなどなど。左目に切り傷があるマスターを中心に、マスターと客同士の交流が描かれ、その会話に思わず顔がニヤけたり、心がホッコリ温まります。さらに、お客が注文する思い入れのある料理には、どこか懐かしい味がして、見ている側も食べたくなってきます!思わず私は、レシピはもとより、現実に「深夜食堂」がないかネットで検索してしまいました…。太る危険性大、要注意です!
      2015年には映画化も決定。ぜひ食欲の秋にご一読ください♪
      (書店員・猫丸)

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  • その気持ち、友情?愛情?

    • 男ともだち

      男ともだち

      千早茜
      文藝春秋
      1巻
      1399円(税込)

      最高の「男ともだち」度

      「男女の友情」はあるか、ないか?その定義は人によっても見解が分かれるところ。だからこそ、議論するのが楽しいテーマです。

      この本の主人公・神名(カンナ)は京都在住、フリーのイラストレーター。同棲中の恋人がいるにもかかわらず、医者の愛人もいる、アラサー女子。贅沢な境遇に見えるけれど、将来に不安を感じ始め、混沌とした日々を過ごしている。
      そこへ8年ぶりに大学時代の男ともだち・ハセオが現れ、神名の日常は少しずつ変化していきます。恋人、ともだち、仕事…神名にとって本当に大事なものは何なのか?

      読後は、この二人のような関係が「あり」か「なし」か、誰かと議論をしたくなってしまいます。
      受賞は逃したものの、さすが直木賞ノミネート作、とても味わい深い作品です。著者の他の作品も読んでみたくなりました。(書店員・パンダ)

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    千早茜の世界に浸る