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9/5(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『orange』『河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙』『落第忍者乱太郎』の3作品です。

  • 過去の“私”へ伝える大切なこと

    • orange (1)

      orange (1)

      高野苺
      双葉社
      全5巻
      540円(税込)

      前向きに行動したくなる度

      ある日突然、未来の“私”から手紙が届いたら、どうしますか?

      高校2年生の菜穂の元に届いた手紙。そこには、10年後の彼女が高校生の自分に向けた、後悔の言葉と必ずやって欲しいこと、そして、翔のことを救って欲しいということが書かれていた。最初は疑う菜穂だが、手紙の内容が現実になるにつれ、信じるように。未来の菜穂はなぜ過去の自分に手紙を書いたのか。そして未来は変わるのか…。

      SF・ミステリー的な要素も含んだ、繊細で切ない少女マンガです。一見よくある物語設定に思えますが、未来を変えたくても臆病な“自分”という超えられない壁がある故に、一歩踏み出せない菜穂に誰もが共感するのではないでしょうか。
      特に、大事な人に思いを伝えられないでいる方に、読んで欲しい一冊です!未来でも過去でもなく今だからこそ、その思いを伝える大切さが分かり、勇気が出てきます。
      本作と一緒に収録されている可愛らしい作品「春色アストロノート」もおすすめです!(書店員・猫丸)

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    「手紙」を題材にした作品

    マンガ

    手紙

    文芸

    ももへの手紙

    文芸

    100日絵手紙

    マンガ

    ことのは

    マンガ

    出せない手紙
  • 忘れられない3.11

    • 河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙

      河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙

      河北新報社
      文藝春秋
      1巻
      810円(税込)

      あの日の記憶が蘇る度

      当時、私は都内某所のビル18階におりました。大きく長い揺れ、徒歩で数時間かけて帰宅したこと、実家や友達となかなか連絡が取れなかったこと、その後、流通マヒにより業務が大混乱になったこと…冒頭のシーンで記憶が蘇ります。きっと一生忘れられないでしょう。
      この作品は、現地の有力新聞「河北新報」が百年以上続いた「無休刊」を守りぬいた激闘の記録です。1日1日の記者・スタッフ・被災者の様々な困難・葛藤を振り返り、その結晶として章末に翌日の紙面が来る構成となっており、紙面を見ると自然と泣けてきます。想像を絶する被害状況をセンセーショナルに伝える全国紙とは一線を画した「被災者目線」で伝えていく。その結果、地方紙としての存在意義を見出していく。ただ感動した、では終われません。(書店員・ラーダニーバ)

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  • イケメン6年生、9年間の空白からの再登場!

    • 落第忍者乱太郎 40巻

      落第忍者乱太郎 40巻

      尼子騒兵衛
      朝日新聞出版
      1~60巻
      432円(税込)

      けま(食満)度

      「忍たまのイケメンって、土井先生と利吉さんでしょ?」というところで「忍たま」知識が止まっている方にお勧め。ここ数年、上級生が熱いんです!
      私の推しメンは、6人いる六年生の内、「六年は組」用具委員会委員長の食満留三郎(けま・とめさぶろう)。この第40巻は、食満くんの二度目の登場巻だ。第22巻でたったの2コマだけ登場し(しかも名前なし)、6年生の誰よりも早く紹介された割にはレギュラーになれず、再登場の40巻まで約9年の空白があったことから「9年目のプリンス」とも言われている。第40巻でようやく名前が明かされ、しかも用具委員会の委員長で気が強くて好戦的な武闘派キャラである反面、後輩の面倒見がよく頼りがいのある一面もあるということまで判明。まさに食満くんのための食満くん巻!私はたちまち恋に落ちた。
      イケメンは土井先生と利吉さんだけではない! 「9年目のプリンス」の魅力に、ぜひやられてみて欲しい。(書店員・らむ)

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    上級生が大活躍の巻!