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8/22(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『7SEEDS』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』の2作品です。

  • 目が覚めたらそこはとんでもないところだった

    • 7SEEDS(1)

      7SEEDS(1)

      田村由美
      小学館
      1~32巻
      432円(税込)

      女性漫画と侮ったら損する度

      目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
      昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。

      実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
      隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
      目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。

      昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
      括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。(書店員・マキ)

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  • 少女が成長する姿に元気をもらえる

    • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

      少女七竈と七人の可愛そうな大人

      桜庭一樹
      KADOKAWA / 角川書店
      1巻
      540円(税込)

      元気をもらえる度

      「たいへん遺憾ながら、淫乱な母から美しく生まれてしまった」少女、川村七竈(ななかまど)。
      出奔を繰り返す母親、実父を語る男性、幼馴染みの少年、元タレントの芸能マネージャーなど、誰もが、少女の繊細な心を揺らす。
      物語は、少女、母親、飼い犬の視点をくるくるといったりきたりしながら進む。

      登場人物の古風でどこか芝居がかった台詞も楽しい。
      美しい少女と少年に憧れる、平凡な後輩が言う台詞。
      「憧れなんて、勝手にするものよ。ほうっておいて」
      ああ、あの頃ってそうだったと思い、ちょっと恥ずかしくなったり。
      また、憧れの終わりとともに、青春が終わる感覚を思い出したり。

      物語最後のシーンで少女は、女性にとって大事なものを、自分からあえて失うことで、前に進むもうとしているかのよう。
      運命と言うほど大げさでなくても、環境に負けることなく、前向きに進む姿勢こそが美しく、その姿に勇気をもらえる作品です。(書店員・乙女)

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