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8/15(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『ハチ公の最後の恋人』『BL社長』『デンキ街の本屋さん』の3作品です。

  • 別れをとてつもなく美しく描いた傑作

    • ハチ公の最後の恋人

      ハチ公の最後の恋人

      吉本ばなな
      中央公論新社
      1巻
      432円(税込)

      運命の恋人度

      「好きな小説は?」と聞かれたら真っ先に思い浮かぶのが、この本。初めて読んだのは10年以上も前なのに、何度読み返しても引き込まれてしまいます。
      高校生のマオと、やがて遠い地へ旅立ってしまうハチ。おばあちゃんの予言通り、やっと出会えたのに、別れの日は刻々と近づいて…お互いを好きなまま、もう一生会えなくなってしまう二人。あまりに辛すぎる展開ですが、最後の日まで恋人としっかり向き合い、全身で別れを受け止める主人公の姿はとても美しく、鮮烈な印象を残します。
      恋愛中の人には、愛する人が側にいる幸せを。失恋した人には前を向いて歩く勇気を与えてくれる、そんな力強い小説です。(書店員・パンダ)

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  • 注)社長のBLではありません!

    • BL社長

      BL社長

      天城れの
      リブレ
      1巻
      972円(税込)

      いたいけな社長度

      BL(ボーイズ・ラブ)、それは男性同士の恋愛物語。実は、私はBookLive! のBLジャンル担当の一人です。好きな作品は多いけれど、幅広さを求められる書店員としてはまだまだ未熟で、情報収集が欠かせない毎日。本当に奥が深~いジャンルだと痛感しています。
      この作品は、うっかりBLの大手出版社の社長になってしまった、いたいけなオジサマの奮闘記的ギャグマンガ。真面目な社長は、BL本を読んで研究したり、コミ○に行ったり、と勉強熱心。しかし、BLのプロである女性編集者たちからは「にわか知識」「釈迦に説法」と叱られて空まわり。だけど優しくて熱心で、ピンチの時は頼りになる…こんな社長と働くのも悪くないかも。
      BL作家さんが描いているので、細かいネタがおもしろい。ちなみに、社長にBL的展開が訪れるわけではないので、BL愛好者にも、少ししか知らないという人にも、男女問わずオススメです。(書店員・えい子)

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  • 個性的な書店員たちの青春コメディ

    • デンキ街の本屋さん 1

      デンキ街の本屋さん 1

      水あさと
      KADOKAWA / メディアファクトリー
      1~14巻
      596円(税込)

      本屋のバイト楽しそう度

      デンキ街に実在する某書店「と●のあな」がモデルであろうと思われる架空の書店「BOOKS うまのほね」。

      新人で同人誌買い専の「うみお」くんから見た、賑やかな書店アルバイトの毎日。プロをめざす同人作家の「先生」ちゃん。ゾンビ大好きの「腐ガール」ちゃん(not腐女子)。寡黙な「ソムリエ」さん。ベテラン店員「カントク」さん。写真を撮りまくる「カメ子」ちゃん。非オタでドジっ子「ひおたん」など個性的な書店員たち。
      コミケの翌日に押し寄せる委託同人誌発売の「4日目のコミケ」、大量の本に特典を合わせてパッケージする徹夜作業、作家のサイン会、各書店員の個性あふれる陳列棚、エロ本Gメンとの攻防 etc.

      失敗もするけど一生懸命でがむしゃらな若者たちのお話がほほえましく、恋愛に悩み将来に悩む彼らの姿に時折ホロッと泣かされる。衝撃的なのは修羅場時の「ダッハブル!」という必殺技!「眠●打破」と「レッ●ブル」を両手に持ち同時に…飲むっ! ※危険ですので真似をしないでください(書店員・みゃう)

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    書店員やオタクが主役の作品