このエントリーをはてなブックマークに追加

7/25(金)

毎週更新!BookLive! 書店員の愛と独断と偏見による「五つ星作品」をご紹介♪今週は『代償のギルタオン』『ぷらせぼくらぶ』『火閻魔人』の3作品です。

  • 究極のギブアンドテイク

    • 代償のギルタオン

      代償のギルタオン

      神高槍矢 / おぐち
      集英社
      1~3巻
      545円(税込)

      ライトではないラノベ度

      2013年度の第12回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞作。
      美しいイラストと、紹介文にある「人型兵器」の文字。ガ○ダムやエ○ァ好きの方ならきっと楽しめるはず。戦争とは無関係の主人公がいきなり操縦士になって神のような働きをするのはお約束なので、ツッコんではいけません。むしろそれが見たかったのです。
      本作の特徴は、人型兵器「ギルタオン」を操縦するには何か大きな代償が必要となるところ。詳細は読んでのお楽しみですが、この代償が究極のギブアンドテイク。率直に切なすぎて面白いと言えないくらい…。
      また、ギルタオンの各種能力、戦闘シーンが想像しやすく描写されており、迫力大!アニメ化して欲しいです。
      本当に新人作家さんなのか、新人偽装じゃないかという出来栄え。神高槍矢先生に今後も注目です。(書店員・ラーダニーバ)

      作品詳細へ シリーズ一覧へ

  • 平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。

    • ぷらせぼくらぶ

      ぷらせぼくらぶ

      奥田亜紀子
      小学館
      全1巻
      540円(税込)

      心が飛んでいきそう度

      地味で多感で自意識が高くてへちゃむくれで鈍くさい、ごく普通の女子中学生「岡ちゃん」と、同級生の「田山」、そして二人を取り巻く周囲の少年・少女たちの物語。教室という狭いセカイで、彼女らはほんの些細なことで傷ついたり人を傷つけたりして大人になろうとしていきます。ぱっとしない男の子に恋をしても「趣味が悪い」と思われるのが怖くて友達に内緒にしたり、個性的になりたくて教室のカーテンの裏に隠れてみたり…。
      私が最も好きな作品は「窓辺のゆうれい」。中学時代に仲の良かった二人が、ケンカ別れ後、15年ぶりに再会します。大人になった彼女たちは、過去の苦い記憶も吹き飛ばして、当時の夜の教室という幻想で仲直りをするのです。
      制服が着られなくても、学校へ行くことがなくなっても、私たちは誰でも心の中に「教室」を持っているはず。記憶の教室ではなく、心象風景としての教室を。(書店員・らむ)

      作品詳細へ

    宇宙の片隅で読みたい

  • 人であって人でないもの

    • 火閻魔人 1巻

      火閻魔人 1巻

      奥瀬サキ
      ワニブックス
      1~2巻
      534円(税込)

      鬼退治度

      ただの鬼退治の話ではない!鬼に狙われる原因となる登場人物の隠された心の傷に注目です!
      桃源津那美、通称「火閻魔人」は、この時代に存在するたった一人の鬼払い。「火種」を操り、触れたものをすべて灰にする力を持つ。ゴスロリな美少女エルや陰陽術を心得る傍見綾之助たちと一緒に、人面鬼、子鬼などさまざまな鬼たちに立ち向かっていきます。
      私たちは一生のうちでたくさんの人たちに出会い、家族や友人になるけれど、どれだけその身近な人たちを思いやれているでしょうか。私たちの無関心、冷たい態度、言葉の1つでさえも誰かを傷つけてしまっているのではないか。他人を傷つける人と鬼は、実は紙一重なのかもと思わされる作品でした。奥瀬先生が描くさまざまな鬼にも注目です!(書店員・猫丸)

      作品詳細へ シリーズ一覧へ

    世の中にはさまざまな妖怪がいます。

    マンガ

    鬼灯の冷徹

    文芸

    色鬼

    マンガ

    百鬼夜行抄

    マンガ

    夏目友人帳

    マンガ

    結界師